飛沫を広げない対策

くしゃみで排出される飛沫の数は1回に約200万個、咳1回なら約10万個と言われています1)。ウイルスを持っていたならば、その飛沫にはウイルスが含まれている可能性があります。飛沫を広げないよう、マスクを活用しましょう。

ウイルスの伝播

ウイルスを持っているにも関わらず、マスクをせず飛沫を飛ばしてしまった場合、その飛沫を直接吸い込んでしまえば、ウイルスはその人の体の中に侵入します。さらにそれだけではなく、飛沫と一緒に飛んだウイルスが物に付着し、その物を介して、他の人に伝播してしまう可能性も十分考えられます。

ウイルスの拡散を防ぐために

ウイルスの拡散を防ぐためには、ウイルスを持つ人がマスクをすることが非常に有効です。咳やくしゃみが出るようなら、ウイルスを巻き散らないように、また家の中でも家族にうつさないように、マスクを活用しましょう2-5)

参考(引用)文献

  • 1)
    「⑥個人における対応」(砂川 富正 国立感染症研究所感染症情報センター)
  • 2)
    「新型インフルエンザ流行時の日常生活におけるマスク使用の考え方」(新型インフルエンザ専門家会議(平成20年11月20日))
  • 3)
    「インフルエンザQ&A」(厚生労働省)
  • 4)
    「マスクについて」(一般社団法人 日本衛生材料工業連合会)
  • 5)
    Jefferson, T.; Dooley, L.; Ferroni, E.; Hewak, B.; Prabhala, A.; Nair, S.; Rivetti, A. Physical interventions to interrupt or reduce the spread of respiratory viruses: systematic review.
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