漂白剤が使えない素材や、化粧汚れがついたマスクの洗い方
マスクを日常的に使う生活となり、場面によって、様々な素材のマスクが使い分けられることも多いようです。そのような中、「漂白剤を使えないマスクのウイルス除去はどうすればよいのか」 また、「マスクについた化粧が落としにくい」という生活者の声も依然として多いのが事実です。こちらのコンテンツでは、漂白剤が使えない素材や化粧汚れがついた場合にも活用できるマスクの洗い方をご紹介します。(お手持ちのマスクが洗えるかどうかは、必ず、マスクの表示をご確認ください)
~漂白剤が使えないマスクや、化粧汚れがついてしまったマスクにも~
<ご注意>
花王 洗濯用洗剤(部分用)を使ったマスクの洗い方
(YouTube花王公式動画)
下記に、99%のウイルス除去効果を確認できた一例をご紹介します。
布上のウイルス除去効果
下記に、化粧汚れがついたマスクの汚れ落ちを確認できたデータをご紹介します。
化粧の汚れ落ち
以外にポリウレタンなどの化学繊維が使われていると、漂白剤を使用できない場合があります。これらの繊維は、漂白剤の「アルカリ性/弱アルカリ性」では傷んでしまうためです。「中性洗剤」なら、綿以外の素材にも幅広く使えるものも多くあります。
化粧品は、オイルと顔料が混ざり、化粧崩れをしないように設計されており、洗剤を薄めた液では十分に落ちないことが多いのです。また、マスクのようにもみ洗いは避けた方がよいアイテム※3 は、ごしごしするような力も加えられません。そのため化粧汚れを落とすためには、洗剤そのものに、素早く汚れに浸透し汚れを強力分解できる性能を持つものを使うことが必要なのです。
漂白剤以外でも、界面活性剤やアルコール、その他の成分を組み合わせてウイルスを除去できる場合もあります。製品でウイルス効果を検証をしている場合には、検証に用いたウイルス※4 が製品に記載されていることがあります。製品表示をご確認ください。