【脱炭素】花王は地球温暖化対策のために、どんなことをしているの？

地球の温暖化(気候変動)に伴い、今後、豪雨や猛暑のリスクが更に高まることが予想されています。気候変動の原因となっている温室効果ガスは、経済活動・日常生活に伴い大気中に排出されますので、企業だけでなく社会全体で取り組むことが重要です。

気候変動問題の解決に向けては、『世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて2度より十分低く保ち、1.5度以内に抑える努力をする』という世界共通の長期目標(パリ協定、2015年)を掲げて、120以上の国と地域が『2050年カーボンニュートラル*1』」の取り組みを進めています。

花王のカーボンゼロ*2目標は、世界の標準である2050年よりも早い2040年達成をめざしています。花王は、気候変動という社会全体の問題に対し、積極的な目標を掲げ、先端技術や新規技術をさまざまなステークホルダー(消費者や取引先、地域社会など)と共に自らそして社会に積極的に実装していくことで、気候変動問題のソリューションを示していきたいと考えています。

事業活動に伴う温室効果ガス排出量を削減するために、自社事業場では、エネルギー効率の向上と使用するエネルギーのグリーン化、製品においては原材料調達と使用、廃棄・リサイクルの各工程で、ステークホルダーと共に排出量の削減活動を継続的に実施しています。また、製品使用時における温室効果ガス排出量削減に貢献する製品・サービスを積極的に提供しています。