すぐに水で口をすすいでから、コップ1~2杯の水または牛乳を飲んでください。
牛乳には、食道や胃の粘膜を保護し、成分の影響を弱める働きがありますので、あれば牛乳を飲むほうが効果的です。
また、飲んだヘアカラーを無理に吐き出そうとしないでください。嘔吐物が気管に入って、窒息や誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)*をおこす可能性があり、危険です。
*口の中や胃の中のものが誤って気管に入ってしまい(誤嚥)、その中に含まれている細菌が原因で起きる肺炎。
- 第1剤を飲んだ場合
少量でも飲んだ場合は、吐かせずに、牛乳をコップ半分位飲ませて、飲んだ製品をもって医師の診察を受けてください。
- 第2剤を飲んだ場合
少量(10 ml以下)の場合は、牛乳を飲ませて様子をみます。経過を観察し、いつもと様子が異なる場合は、飲んだ製品をもって医師の診察を受けてください。
大量の場合は、吐かせずに、牛乳をコップ半分位飲ませて、飲んだ製品をもって医師の診察を受けてください。
- 混合した薬液を飲んだ場合
少量でも飲んだ場合は、吐かせずに、牛乳をコップ半分位飲ませて、飲んだ製品をもって医師の診察を受けてください。
(「中毒事故が起こったら(家庭でできること、やってはいけないこと)」のページもご参照ください)
思わぬトラブルを避けるために、製品は、必ず小さなお子さまや認知症の方などの手の届かないところに保管してください