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男性のスキンケアのポイント

洗顔と保湿が重要

花王では、スキンケアの基本を、洗浄・保湿・UVカットの3つと考えています。男性の顔の肌の場合は、「Tゾーンがベタつきがちなのに、Uゾーンはカサつきがち」という特徴があることから、なかでも、洗顔と保湿が大切だといえるでしょう。とはいえ、紫外線は肌に悪影響を及ぼしますから、紫外線を防ぐケアもおろそかにはできません。

洗顔のポイント

健やかな肌を保つためのスキンケアの基本である洗顔も、洗い方を間違えると、十分な効果が望めません。花王では、以下のような洗顔のしかたをおすすめします。

  • 1日2回
    朝は、寝ている間に分泌された過剰な皮脂を取り除くため、夜は、1日の汚れを落とすために、朝と夜の1日2回、洗顔料を使って洗顔しましょう。


  • まず水やぬるま湯で洗う
    洗顔料を使用して洗う前に、まず、水やぬるま湯で顔を軽く洗います。


  • 洗顔料をよく泡立てる
    汚れは、泡に包み込まれて取り除かれます。洗顔料は、水やぬるま湯を加えて空気を混ぜるようにして両手でしっかり泡立てて使います。


  • 指先でやさしく
    汚れを落とそうとして手のひらでゴシゴシ洗う人がいますが、強く洗うと肌をいためる原因にもなりかねません。円を描くように手を動かし、泡で顔を包み込むようにして、やさしく洗いましょう。ベタつきがちなTゾーンは、指先を使って念入りに。


  • よくすすぐ
    すすぎが不十分で洗顔料が顔に残ると、肌への刺激にもなりかねません。洗顔料を残さないように、また、肌をこすらないように、ぬるま湯や水をばしゃばしゃと顔にかけるようにして、よくすすぎます。


  • おさえるように拭く
    拭くときもこすらないように、タオルでやさしく顔をおさえるようにして水分をふき取ります。


男性用洗顔料には、メントールが入って爽快感のあるタイプや、スクラブ入りでしっかり汚れを落とすタイプ、泡が出てきて同時にシェービングもできるタイプなどがありますので、肌の状態や、好みに応じて選んでください。ニキビのあるときは、スクラブ入りの洗顔料は刺激になる可能性がありますので、避けたほうがよいでしょう。

洗顔後には保湿を

洗顔後は、化粧水を適量手のひらにとり、顔の中心から外側へ向けすべらせるようにつけます。ほおなどにつっぱりを感じる部分があれば、特に念入りに。化粧水は、男性用のほか、女性用のものを使ってもかまいません。乾燥が気になる人は、乳液タイプのものを使用するとよいでしょう。

【コラム:洗顔料はなぜ泡立てて使うのか】

洗顔料やボディ用洗浄料、シャンプーなどを泡立てて使用するのは、どうしてでしょうか?
泡は、洗浄料に含まれている洗浄成分が、水とともに空気を取り込んでできています。そのため、適度なクッションとなって、肌のこすれを防ぎ、物理的な刺激を減らすことができます。
また、泡の膜は、水に溶けた洗浄成分がきれいに配列した状態になっているので、汚れと出会うと、速やかに汚れに吸着して、効果的に肌から汚れを浮き上がらせることができます。
つまり、泡は、肌に優しく、かつ、汚れをきちんと落とすのに適した状態なのです。

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