足の裏は、手のひらや額とならんで、体で最もエクリン汗腺の多い部位です。足の裏での発汗は、熱による温熱性発汗もあるといわれていますが、主に、すべり止めとしての精神性発汗によります。発汗しやすい状態に加えて、靴を履いているため、かいた汗が蒸散せずに蒸れてしまい、ニオイが発生しやすい状態にあります。
足のニオイを防ぐには、常に足を清潔に保ち、靴下・ストッキングなどもこまめに取り替えることが大切です。また、一日履いた靴は一日以上休ませ、たまった湿気をしっかり逃がすようにしてください。
足用の拭き取りシートやデオドラント製品の使用もおすすめです。外出前や、ニオイが出る前には、防臭効果のある足用スプレーなどで防臭しましょう。外出後や、ニオイが出た後には、足用拭き取りシートなどでニオイやベタつき、汚れなどを拭き取って清潔にし、その後もう一度、防臭効果のある足用スプレーなどで防臭します。