角層には、バリア機能と保湿機能があります。これらの働きで角層のうるおいが適度に保たれると、しなやかさとやわらかさが生まれます。こうした美しい肌(皮膚)では、角層におよそ20~30%の水分が保たれています。
美しい肌の例
肌のうるおいは、「肌表面」、「角層細胞内」、「角層細胞間」の3カ所の保湿因子、すなわち、「皮脂膜」、「ケラチン」と「NMF」、「細胞間脂質」の働きによって保たれています。そのうち、「ケラチン」と「NMF」、「細胞間脂質」は、角化の過程でつくられています。
肌のうるおいを保つ3つの因子(イメージ)
細胞間脂質(イメージ)