厳正な審査の結果、2023年度の研究助成は下記のとおり決定いたしました。なお、1年後に研究成果報告会の開催を予定しております。
氏名(所属) | 研究テーマ名 |
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エネルギー代謝、循環機能、運動生理、睡眠などに関する研究 | |
平池 勇雄 (東京大学保健・健康推進本部) |
エネルギー消費の促進による生活習慣病の精密医療 -褐色脂肪細胞の鍵因子NFIAの機能解析から大規模バイオバンクのゲノム解析まで- |
安垣 進之助 (東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻) |
レム睡眠特異的な介入によるメンタルヘルス維持増進の試み |
沓村 憲樹 (筑波大学 数理物質系/国際統合睡眠医科学研究機構) |
良質な睡眠を誘導する鍵分子の創製研究 |
中嶋 洋行 (国立研究開発法人 国立循環器病研究センター) |
血管と血液循環が主導するガス交換組織構築・維持機構 |
栄養、運動などに関する実践活動研究 | |
三浦 紘世 (筑波大学医学医療系整形外科) |
ロボットリハビリテーションによる高齢者の運動器機能向上 -多施設前向き非盲検化比較試験- |
岩佐 真代 (国立病院機構京都医療センター 臨床研究センター 内分泌代謝高血圧研究部) |
食生活習慣指標を用いた脂肪肝発症予測モデルの開発 -大規模健診データベースを用いた追跡調査:効果的な特定保健指導の実現に向けて― |
特定研究テーマ 1. 感染防御に関する研究 | |
渡辺 玲 (大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科・皮膚免疫疾患治療学 共同研究講座) |
記憶免疫低下に拮抗する末梢組織からのアプローチ法 |
植木 紘史 (東京大学医科学研究所・ウイルス感染部門) |
COVID-19後遺症の2光子生体イメージング解析 |
特定研究テーマ 2. 脳・神経機能と生活行動に関する研究 | |
中村 修平 (奈良県立医科大学生化学講座) |
寿命延伸と生殖活動を両立する神経系オートファジー制御機構の解明 |
高柳 友紀 (自治医科大学 医学部 生理学講座 神経脳生理学部門) |
困難な状況下であきらめる神経回路の解明 |
2024年度の研究助成の応募要項は、4月頃に花王健康科学研究会のWEBサイト https://www.kao.com/jp/healthscience/に公開する予定です。