ヘアスタイルがくずれるメカニズム
乾いていない部分があると、乾ききるまでに髪が動いて形が変わって、ヘアスタイルがくずれたと思うのです。
乾かし方を観察していてよく見られるのは、表面や毛先、鏡で見えるところばかり乾かして、根元や内側を乾かし残したり、傷んでいるからといって毛先を乾かしきらないケースです。
寝ぐせも同じしくみです。乾かし残したり汗をかいて濡れている部分が、枕などに押しつけられ動いて、根元から形が変わった状態で、布が水分を吸収してしっかり乾いてしまったものです。少なくとも寝ている間にこすれやすい部分を根元からしっかり乾かしておくと、寝ぐせを最小限に抑えられます。
乾燥した季節や冷房で乾燥して乱れるというのも、実は全体をしっかり乾かしていないことが原因のことが多いのです。乾燥した環境では、洗髪後に表面や毛先が先に乾いてしまいやすいので、根元や内側を乾かし残す場合と同じような現象が起こります。
ドライヤーやアイロンを使って温まった髪は、そのまま動いてしまうと形がくずれることがあります。温まった髪は濡れた状態と同じで、水素結合が不安定で髪の形が変わりやすいのです。形がきまった状態で冷ましておくと、形がくずれるのを防ぐことができます。
湿度が上がる・・・しっかり乾かして仕上げたあとで、雨天など空気中の湿度が高くなり、毛髪内の水分量が増えて水素結合が切れることにより、形が変わります。
汗をかく・・・頭皮に汗をかくと、髪の根元の水素結合が切れて、根元からヘアスタイルがくずれます。