1,4-ジオキサン

1,4-ジオキサンは、特定の界面活性剤などを製造する際に、発生を抑えることが難しい副生成物として知られています。そのため、これら界面活性剤などの原料を配合している洗剤、パーソナルケア製品、化粧品などには、ごく微量の1,4-ジオキサンが不純物として存在することがあります。

私たちは、このような原料の製造においては、製造工程を改良したうえで、原材料の選定から最終生成物にわたる厳しい品質管理を行い、1,4-ジオキサンの低減を図っています。また、製品においても、使用する原料の厳選と品質管理により、製品中の1,4-ジオキサンを低いレベルに抑えています。高濃度の1,4-ジオキサンは発がん性の可能性があるとされていますが、私たちの製品に含まれる1,4-ジオキサン濃度は、各国・地域の規制当局の専門機関・審査機関などで健康へのリスクはないと判断されているレベル以下となるよう管理しています。

私たちは、各国・地域の法規制を遵守することはもちろん、花王独自の安全基準* に基づいて詳細な安全性評価、さまざまな使用テストを行い、製品の安全性に問題がないことを確認しています。さらに私たちは、成分に関する最新の科学的知見について常に情報収集を行っており、製品の発売後も安全性の精査を続けています。今後も皆さまに安心して製品をお使いいただくために、日々、よりよい製品の開発に努めてまいります。

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