頭皮の皮脂の挙動と頭皮トラブル

  • 頭皮のしくみとトラブル

頭皮の皮脂は、頭皮に広がった後、髪に移行する

グラフでは、洗髪後、およそ1日で皮脂は頭皮に広がり、その後毛髪に移行していることがわかります。
洗髪後時間が経つと、髪がべたついてくるのはこのためです。
移行する時間は、気温や湿度、皮脂の分泌量や組成によって異なります。

  • Note

髪のべたつきを防ぐには、髪に移行する前に洗髪すること。洗う頻度の目安にもなるでしょう。

  • Note

皮脂は、髪に移行した方が変質しにくくなります。温度や湿度、常在菌の量によると考えられます。

頭皮上に残る皮脂は、夏よりも冬の方が多い

紅斑やフケは冬に多く発生します(図)。これは、頭皮上に残る皮脂が夏よりも多いことが原因の1つです(図)。
夏は皮脂の分泌量が多いが、流動性が高く汗とも混じって髪に移行しやすく、冬は固体脂が多く髪に移行しにくいため、頭皮に残る皮脂量が多いのです。したがって、冬の方が脂肪酸による皮膚刺激や、乾燥した気候と相まってフケやかさつきが起こりやすいのです。

  • Memo

髪が細かったり、少なかったりすると、皮脂などが移行する毛髪表面積が小さいため、同じ皮脂分泌量の場合、より頭皮に残りやすいと考えられます。

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