花王社会起業塾

花王は、持続可能なよりよい社会を次世代に引き継ぎたいと考え、2010年より、社会課題をビジネスの手法で解決しようとする若手社会起業家の育成を支援する「花王社会起業塾」を実施しています。「花王社会起業塾」では、特に「これからの新しい生活文化をつくる」をテーマに、生活者に寄り添って、よりよい暮らしに向けた基盤づくりに取り組む社会起業家を支援します。
このプログラムは次世代の社会起業家を育成・支援する「特定非営利活動法人ETIC.(エティック)」との協同事業で、公募・選考・プログラム運営等は「社会起業塾イニシアティブ」* を通じて行なわれます。

  • * 特定非営利活動法人ETIC.と複数企業が連携して社会起業家を育成・支援するプラットフォーム。花王のほかに、NECがオフィシャルパートナーとして参画し、社会起業家を支援しています。

画像

花王社会起業塾の活動紹介

プログラム研修や社員との交流会の様子

花王社会起業塾インパクトレポート ~10年間の軌跡と成果を振り返る~

画像

2010年から2020年までの10年間のプログラムの成果をまとめたレポートです。支援した社会起業家のその後の成長や社会へのインパクトなどについてご紹介しています。ぜひご覧ください。

花王社会起業塾活動報告書 ―5周年を迎えて―

スタートアップ部門

事業開始直前直後の若手社会起業家を公募により支援します。支援対象となった起業家には、約半年間の期間に、専門家や先輩起業家によるアドバイスを受ける機会や合同研修への参加機会を提供し、問題の本質をつかみ、事業を徹底的に磨きあげるための支援を行ないます。また社員との意見交換会を行なうなど、社員との接点の機会も提供していきます。

2021年度支援対象起業家と事業テーマ

画像

葦苅 晟矢(あしかりせいや)さん(株式会社エコロギー 代表取締役CEO)
事業テーマ :「コオロギを活用した資源循環型の食料生産システムの確立」


早稲田大学での研究成果をもとに、コオロギを活用した食品や飼料の開発・販売を進めています。コオロギは高タンパク質で亜鉛や鉄分などの微量栄養素を多含有する高栄養価原料です。このコオロギをカンボジア現地の農家の人たちと生産を進めることで、農家の人たちと共同した分散的なコオロギ生産農協の組織化をめざしています。これにより現地の人たちの雇用機会の創出・所得向上にも貢献をすることができます。コオロギを活用した資源循環型の食料生産システムを確立することで、地球規模の食料問題、貧困問題、環境問題の解決をめざします。

画像

那須 かおりさん (一般社団法人4Hearts 代表理事)
「『スローコミュニケーションプロジェクト』まちにスローな心を」


『スローコミュニケーションプロジェクト』あせらず、いそがず、ゆっくりと。時間や周囲の目を気にすることなく、目の前の人の“伝えたい”に真摯に耳を傾ける「スロー」なコミュニケーションが広がれば、コミュニケーションに困難を抱える人の心から「ためらい」や「あきらめ」の気持ちが消え、まちの人の心にもゆとりが生まれます。4Heartsは困難を抱える人に寄り添い、受け入れる社会側への研修など双方向への働きかけをすることで、【ゆっくり伝える、ゆっくり受け取る。すべての人の“伝えたい”が歓迎される社会】をめざします。

画像

松丸 実奈さん (特定非営利活動法人にこり 理事長)
事業テーマ : 「全ての子どもたちが、いっぱい笑って遊べる毎日を。」


私たちはこれまで医療的ケア児や小児がん患児などの在宅医療を必要とする子どもたちやその家族、社会的ハイリスクと呼ばれ、子育てに困っている家庭のサポートを行なってきました。サポートしてる子どもたちが地域で健やかに育つには、制度を整えるだけではなく、地域の人に見守ってもらう必要があると考えています。そのために私たちは、にこりの活動と子どもたちの笑顔を多くの人たちに知ってもらい、子どもたちが毎日笑って過ごせるような社会になるように、制度の壁を飛び越えて、子どもたちと一緒に新しい道を作っていきたいと思います。

イノベーション部門

過去にスタートアップ部門を修了し、すでに事業の実績をつくっている社会起業家の中で、事業のさらなる飛躍をめざす起業家に対して、右腕となる若手人材を派遣し、事業の新規展開や加速を促します。また、派遣された人材は、経営者のノウハウを吸収しながら事業を進めることで、将来のリーダーとしてのリーダーシップ、起業家精神、実務スキルを獲得することができます。
支援する社会起業家および右腕となる若手人材はいずれも公募します。(2012年度から開始し、2014年度をもって終了しました。)

関連情報

Page Top