花王グループは、2010年より、社会課題をビジネスの手法で解決しようとする若手社会起業家を支援する花王社会起業塾を実施し、これまでに38組の起業家を支援してきました。社会起業家の皆さまと連携して社会課題を解決していくきっかけとなることを期待し、さらには若手社会起業家の育成を通じて、新しい社会価値の創造に寄与したいと考えています。
3月15日(水)、社会起業塾イニシアティブ* の「2022年度最終報告会」を、オフィシャルパートナーであるNECの社員の皆さんと合同でオンライン開催し、総勢224名が参加しました。花王からは全国各地の事業場より84名のグループ社員が参加し、当日参加できなかった社員は、後日録画を視聴しました(4月7日(金)までに107名、187回再生)。
当日は、運営事務局の特定非営利活動法人ETIC.(エティック)が進行し、2022年度に採択した社会起業家から、約8カ月間にわたる塾生期間での学びと社会課題解決の事業計画を発表いただき、将来の展望や意気込みをうかがいました。
参加した社員からは、「自分自身も社会課題とビジネスの両立をめざした研究を進めているため、とても参考になりました。」「社会課題の解決に向けて奮闘する社会起業家の皆さまの発表に勇気をいただきました。」「それぞれが本気で取り組んでいる姿勢に感動しました。身近なところにも関われるきっかけはあるので、自分自身も積極的に関わっていきたいと感じました。」など、さまざまな気付きや学びを得られたとの声が寄せられました。
引き続き、社会起業家と社員に気づきと学びの機会を提供し、花王のパーパス「豊かな共生世界の実現」を共にめざしていきたいと思います。