~企業とNPOが手を組み、社会課題解決に挑む創業期の起業家を育成・支援する理由とは~
花王は、創業期の社会起業家支援プログラム「社会起業塾イニシアティブ」のパートナー企業として、NPO法人ETIC.(エティック)とNECとともに、11月17日(金)、横浜市立大学国際商学部の【100周年記念特別講座】(特講)社会貢献型実習で登壇しました。
本講義は、SDGs達成に向け社会貢献活動に挑む企業の活動について理解し、社会課題を解決するためのビジネスモデルやキャリア・デザインについて考えることを目的としています。講義の受講者は、2年生を中心に36名となりました(昨年:18名)。
まずは、ETIC.から「社会起業塾イニシアティブ」についてご説明いただき、その後花王から、創業期の若手起業家の育成・支援プログラム「花王社会起業塾」を実施する理由、社員が起業家と交流することで生まれる学びや気づき、社員の自発的な起業家支援活動などをご紹介しました。
学生からは時間が足りなくなるほど多くの質問をいただき、この取り組みに対する関心の高さを感じました。
中には、「このような取り組みは初めて聞いた。社会をよくするために頑張る人を応援したいと思う気持ちが伝わってきた」「大企業に対する印象が変わった。得た利益を社会に還元するというサイクルを知ることができた」「就職活動では、どのような社会貢献活動をしているかという視点も持って企業を検討したい」などの感想が寄せられ、学生の意識の変化がうかがえました。
これからも、社会課題に挑む社会起業家や起業塾の存在をより多くの方に知っていただき、解決に向けていっしょに取り組むことで、花王のパーパスである「豊かな共生世界の実現」を共にめざしてまいります。