ユーザーから、使いづらいというフィードバックがあった場合、対応方法は色々あり、指摘内容やサイトの状況によって対応を検討・決定します。
以下に一例をあげましたので、参考にしてください。
「アクセシビリティ対応チェックシート」は、フェーズごとに別ファイルとして提出することはできません。
チェックシートの運用目的の一つは、チェックした内容を次のフェーズ(作業工程)へ引き継ぐことです。チェック担当は、必ずチェックシートを次のフェーズへ引き継いでください。
フェーズによってチェック担当の会社が異なる場合は、花王サイト担当がチェックシートの受け渡しを行ってください。
また、個別に記入したシートを後から1つのファイルにまとめても、チェックシートとして正しく機能しないため、運用時には注意が必要です。(自動集計機能に問題が発生します)
アクセシビリティ対応チェックシートの運用フロー
基本はコンテンツ作成段階で代替テキストを作成しますが、デザインに伴い代替テキストを変更する必要が発生する場合もあります。また、提供を受けた画像であれば、画像提供者でないと判断できない場合などもあります。企画・設計時に代替テキストの運用方針を検討・決定してください。
※画像に対する代替テキストの提供は、alt属性を入れることと限定的に捉えられがちですが、キャプションやグラフの説明文など、画像とは別のテキストコンテンツとして配置することも検討してください。
花王株式会社のウェブサイトでは、「障害」の表記として、一部のコンテンツで「障がい」を使用しておりますが、本ガイドラインにおいては、スクリーンリーダーでのテキストの読み上げを考慮し、漢字表記としております。