モーダルシフトの進化

モーダルシフトの推進を通じて、エコな物流に取り組む

花王は、物流ルートの改善、安全で環境負荷の少ない輸送手段の選択などを通じた、モーダルシフトを推進することで、より効率的で環境負荷の少ない輸送に取り組んでいます。

輸送手段の最適化を推進

花王は、国内だけで年間24億個もの家庭用製品を運んでいます。これらをより環境に負荷をかけず、効率的に運ぶために、花王では早い時期からモーダルシフトに取り組んできました。
「モーダルシフト」とは、輸送手段をトラックから鉄道や船舶など、一括大型輸送に変えることによってCO2排出量を減らすことです。記録が現存する1995年にはモーダルシフトへの本格的な転換を図り、以降、高いモーダルシフト化率を維持しています。2005年には、鉄道輸送活用の取り組みとその実績が評価され、第1回「エコレールマーク」認定企業に選ばれています。
現在では、新たにESGの観点からCO2排出量削減に向けて、モーダルシフト率の向上に取り組んでいます。

船にコンテナを運び込むトレーラー

●エコレールマーク 認定基準

  1. 500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業
  2. 数量で年間1万5千トン以上または、数量×距離で年間1,500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用している企業

●エコシップマーク 認定基準

  1. 海上貨物総輸送量/総貨物輸送量(トンキロ)が20%以上の輸送に船舶を利用した会社または事業所・工場。
  2. 前年度の輸送実績に対し、海上輸送量(トンキロ)のシェアが10%以上改善した会社または事業所・工場。
  3. 海上貨物輸送へのモーダルシフトを行なったことで、CO2の排出量を陸上輸送の場合と比べて、10%以上削減した会社または事業所・工場。
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