logo_skincare_navi

肌の色をみる

肌を良いコンディションに保つには、肌の状態や、肌をとりまく環境に応じたお手入れが大切です。ここでは特に、肌の色に関する事柄を見ていきましょう。
肌の色には、メラニンの状態と血行の状態が大きく関係します。そして、メラニンは紫外線などの、血行は気温などの影響を受けるので、すこやかで美しい肌の色を保つには紫外線や気温などへの注意も必要です。生活習慣を振り返ってみましょう。

  • 午前10時頃から午後2時頃の間に、屋外に出ることが多い
  • 日やけ止めや、紫外線防止効果のある化粧品などを、日常的に使う習慣がない
  • 空気が冷たいと感じる場所にいることが多い
  • ほほに触れると冷たい

image-01

例えば、UVカットを含む朝のお手入れを、洗濯物を干すなどの家事が終わった後でする、あるいは、昼休みの化粧直しを、ランチ外出の前ではなく後でするといった習慣があるならば、無意識のうちに紫外線を浴びていることになります。紫外線を浴びた肌ではメラニン合成が活溌化し、日のあたらないところより肌色が濃くなったり、シミ・ソバカスの原因になったりします。
また、一般に、気温が低いと血行が悪くなりがちです。夏でも冷房のために常時寒さを感じるような環境では、肌色もくすみを感じがちになってしまいます。
日常生活では紫外線や気温などの影響から肌を守るように気をつけて、お手入れや化粧直しの際にも、UVカットや、メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐ美白ケア、保湿ケア、血行を促すマッサージなどを取り入れるようにしましょう。

【コラム:肌の色のなりたち】

肌色には、表皮のメラニンと、真皮の毛細血管を流れる血液とが大きくかかわっています。
メラニンは、その量が多いと肌の黒褐色味が強くなり、少ないと白くなります。シミやソバカスは、肌の一部分にメラニンが多くなっている状態です。
一方、毛細血管を流れる血液の色が、肌表面から透けて見えるのが血色です。血行が良いと血色も良くなり、肌が明るい印象になります。反対に、血行が悪いとメラニンの色が目立ち、肌がくすんだような、にごった印象になってしまいます。

image-02

image-02

image-02-s

肌の色は主にメラニンと血色が関連

Page Top