花王は、SAICM*に沿った自主的な化学物質管理をグループ全体の活動として推進してきました。
2030年に向けて花王は、世界の人々が化学物質の恩恵を享受し、リスクが適切に管理される安全・安心な社会の構築に貢献したいと考えます。この社会の実現に向けて、花王は、ESG(環境・社会・ガバナンス)活動を通じて「責任ある化学物質管理」を推進していきます。
花王は、原材料調達から開発、製造、輸送、販売、使用、廃棄・リサイクルまで製品ライフサイクルの全段階において化学物質に係る環境負荷最小化への取り組みを社会へ提案ならびに社会と協働し、持続可能な社会に貢献するモノづくりを促進します。
花王は、行政・学界・関連業界と共にリスク評価手法の構築と最適化を行ない、化学物質が社会全体で適切かつ効率的に管理されることで、ヒト健康や環境へのリスクを最小化します。
花王は、多様化する化学物質のリスクを、原材料調達・製造・輸送・廃棄の段階で管理強化し、地域社会の安全確保に努め、コミュニケーション強化による信頼を醸成します。
花王は、化学物質の有用性と、安全に使用するための情報を、社会に広く開示します。
花王は、すべての人々の多様化する価値観やライフスタイルに応じたコミュニケーションを推進します。