花王の責任ある化学物質管理推進活動(SAICM/GFC)

花王は、SAICM* に沿った自主的な化学物質管理をグループ全体の活動として推進してきました。2030年に向けて花王は、世界の人々が化学物質の恩恵を享受し、リスクが適切に管理される安全・安心な社会の構築に貢献したいと考えます。この社会の実現に向けて、花王は、ESG(環境・社会・ガバナンス)活動を通じて「責任ある化学物質管理」を推進していきます。

  • * SAICM(2006-2020)は2023年、GFCに引き継がれました
    SAICM: Strategic Approach to International Chemicals Management (国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ)
    GFC: Global Framework on Chemicals – For a Planet Free of Harm from Chemicals and Waste(国際化学物質管理に関する2020年以降の枠組み)

5つのアプローチ

  • 製品ライフサイクル全体で環境負荷を最小化
    花王は、原材料調達から開発、製造、販売、使用、廃棄・リサイクルまで製品ライフサイクルの全段階において化学物質に係る環境負荷最小化への取り組みを社会へ提案ならびに社会と協働し、持続可能な社会に貢献するモノづくりを促進します。
  • 化学物質による事故ゼロの実現と、地域社会の安全確保・安心の醸成
    花王は、多様化する化学物質のリスクを、原材料調達・製造・輸送・廃棄の段階で管理強化し、地域社会の安全確保に努め、コミュニケーション強化による信頼を醸成します。
  • 化学物質のリスク評価手法の最適化と、管理効率の向上
    花王は、行政・学界・関連業界と共にリスク評価手法の構築と最適化を行い、化学物質が社会全体で適切かつ効率的に管理されることで、ヒトの健康や環境へのリスクを最小化します。
  • 化学物質の有用性と安全性に関する情報をわかりやすく開示
    花王は、化学物質の有用性と、安全に使用するための情報を、社会に広く開示します。
  • 社会から信頼される企業になるためのコミュニケーション
    花王は、すべての人々の多様化する価値観やライフスタイルに応じたコミュニケーションを推進します。
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