環境科学
包装容器の分野では、より環境負荷の少ない製品開発をめざし、リデュース(減らす)、リプレイス(置き換える)、リユース(再利用する)、リサイクル(再資源化する)の4Rの視点から技術開発に取り組んでいます。
「リデュース」では、容器設計の工夫により、使いやすさと耐久性を維持しながら、ボトルの肉厚を薄くするなど徹底した軽量化を行い、プラスチック使用量の削減に取り組んでいます。
「リプレイス」では、技術課題をクリアしながら、石油由来のプラスチックから、より低炭素で再生可能な植物由来など、持続可能な原料への転換を図っています。
「リユース」では、ボトルやポンプなどの本品容器を繰り返してお使いいただけるよう、つめかえ・つけかえ用製品の開発を積極的に推進しています。お客さまがより詰め替えをしやすい、『ラクラクecoパック』、本品容器を付け替えるだけで使用できる『スマートホルダー』、本品容器を吊り下げてそのまま使える『らくらくスイッチ』を開発し、利用を促進しています。
「リサイクル」では、プラスチック包装容器に再生樹脂を積極的に導入しています。花王では多種多様な素材で構成された多層構造のつめかえパックのリサイクル技術を開発し、プラスチック包装容器資源循環型社会の実現に取り組んでいます。
リデュース容器の食器用洗剤つめかえ製品
リユース容器のスマートホルダー
リユース容器のらくらくスイッチ
リサイクル容器のつめかえパック