容器包装は、運搬時における中身の保護や品質の保持、使用時のさまざまな情報提供など、中身を使い切るまでは、製品の一部としての重要な役割・機能を担っています。
花王は、こうした容器包装の役割・機能を、最小限の資源で満たすことのできる、容器包装材料の研究開発においては、リデュース(減らす)を基本とし、そこに、持続可能な原料へ置き換えるリプレイス(置き換える)やリユース(再利用する)、リサイクル(再資源化する)を加えた「4R」の観点から、環境負荷の低減に取り組んでいます。
詳細は下記をご覧ください。
衣料用濃縮液体洗剤「アタック ZERO」は、商品の性能を高めてコンパクト化することにより、原材料資源の大幅な削減につながっています。
従来の液体洗剤「アタック抗菌EX」に比べ、樹脂量を本品ボトルで約54%、つめかえ用パックで約64%削減しています(1回使用量あたり)。
「ブローネ泡カラー」の本体容器の泡にする機構を工夫し、より液を出しやすくしながら、樹脂量で約34%、容器のCO2排出量を約35%削減しています。
「ソフィーナ ボーテ 化粧水」で、つめかえの失敗がなく液のこりしないつめかえ用容器を開発いたしました。
本品容器に比べ、CO2排出量は、約67%削減しています。
花王は、植物由来の原料の使用を広げつつあります。
「メリット シャンプー/リンス[レギュラー]」では、ボトル重量の約30%、「エッセンシャル」「アジエンス」「セグレタ」のシャンプー・リンス・コンディショナーのポンプタイプボトルでは、ボトル重量の約20%を植物由来ポリエチレンに転換しています。
つめかえ用ラクラクecoパックでは、注ぎ口部分の約50%に植物由来のバイオポリエチレンを導入しています。
「アタック ZERO」、「キュキュット」などに、100%*1 の再生PETを使用しています。