カラーリングのQ&A
ヘアカラー(酸化染毛剤)は、髪の傷みを考慮して最低1週間以上空けましょう。
1ヶ月以内の間隔で染める場合には、新生部や白髪の気になる部分のみを染めて、時々全体を染めて色を整えるようにしましょう。
ヘアマニキュアは髪が傷みませんから、染毛間隔を気にせずに染めて大丈夫です。
基本的には、パーマ施術を先に行ないます。
ヘアカラーやマニキュア後にパーマ処理すると変色したり褪色が早まったりする場合があるからです。
ヘアカラー(酸化染毛剤)は、パーマをかけた後1週間以上空けてから、染めてください。
ヘアマニキュアは、パーマの翌日に染めて大丈夫です。
近年、条件によってはヘアカラー(酸化染毛剤)とパーマの同日施術も可能になってきました。どちらかをサロンで施術する場合は、美容師さんに相談しましょう。
少量の場合は大丈夫ですが、スタイリング剤がたくさんついていると、染まりが悪くなる場合がありますので、なるべくついていない状態で染めることをお勧めします。
洗髪して乾燥してから染めた方がいい典型例
白髪用は、白髪と黒髪を同時に染めて、黒髪と白髪がなじみの良い色に染まる色になるよう設計されています。黒髪用より、彩度・色相・明度の範囲が限定されます。
黒髪用は、白髪が染まる色を気にせずに、幅広い色味を設計できます。
男性用と女性用で基本的な成分に違いなく、染まるしくみも同じです。
主な違いは、色の種類と内容量です。
光源が変わると、色が異なって見えます。
光源(太陽光、蛍光燈、白色燈など)の波長の構成が異なるため
物体に当たって吸収・反射する波長の構成が異なり、違う色に見えます。
太陽の下では、室内より明るく見え、
蛍光灯の白色燈の下では、青味が強く見える傾向です。
ヘアカラー(酸化染毛剤)の場合、これまでかぶれることなく使えていた製品でも、突然かぶれる体質になることがあります。ヘアカラー前には毎回必ずパッチテストを行い、異常がないことを確認してから使用しましょう。
ヘアカラー(酸化染毛剤)に使われる酸化染料の中でも特に、パラフェニレンジアミンに関しての報告事例が多くあり、この成分を使わない製品が増えています。
それとは別に、皮膚に傷があったり敏感だったりする場合、赤み、痛み等の皮膚炎を起こすことがあります。
【参考:日本ヘアカラー工業会HPから】
ヘアカラー(酸化染毛剤)によるアレルギー反応の原因の多くは1剤に配合されている「酸化染料」です。これまでに何回染毛してもかぶれなかった人でも、ある日突然アレルギー症状が出ることがあります。(これまでかぶれることなく使えていた製品であっても、突然かぶれる体質になることがあります。)そして、一度アレルギー症状が出ると、この体質は一生続くと言われています。
詳しくは日本ヘアカラー工業会のHPなどをご参照ください。