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髪のなりたち

  • 髪の構造となりたち

髪は毛根でつくられる

髪は、地肌から出ている部分を毛幹、地肌の中にある部分を毛根と呼びます。
毛根の一番奥の毛球で、髪の元となる毛母細胞が、毛乳頭からの指示で、分裂・増殖し、各部位に分化しさらに角化したものが毛髪です。
毛髪(毛幹)は死んだ細胞ですが、毛母細胞が活発に分裂・増殖することによって押し出されるように伸びていきます。1年間に10cm以上、長いものは6年以上伸び続けます。
毛根は胎児のときにつくられ、その数は生まれてから基本的に一生変わりません。

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髪は死んだ細胞が押し出されて伸びる

肌の表皮はおよそ4~6週間で新しく生まれ変わりますが、髪は一度できた構造のまま押し出されて伸びます。毛髪には痛いという感覚がないのでつい負担をかけてしまいがちですが、一度傷めると自然には元に戻らず、毛先ほど傷みが進みます。ですから、髪はなるべく傷めず、傷んでしまったらよりていねいに扱い、傷みを進めない、というお手入れが大切です。

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