ごみに出す 持続可能な包装容器の開発 ~プラスチックの資源循環をめざして~

ごみに出す 持続可能な包装容器の開発 ~プラスチックの資源循環をめざして~

ごみに出す 持続可能な包装容器の開発 ~プラスチックの資源循環をめざして~

より持続可能な
原料の追求と
リサイクルに向けた
取り組み

花王は、より環境負荷の少ない製品をお届けしようと、リデュース(減らす)、リプレイス(置き換える)、リユース(再利用する)、リサイクル(再資源化する)の4Rの視点から、包装容器の研究開発に取り組んできました。1990年代にスタートした「つめかえ・つけかえ用製品」の開発は、その代表とも言えるもので、今や、日本国内では、つめかえ・つけかえが暮らしにすっかり定着しています。

プラスチックの資源循環をめざして、
リサイクリエーションを推進


「つめかえ・つけかえ用製品」は、中身を保護しながら、いかにつめかえやすくできるか、一方でいかにプラスチックの使用量を減らすことができるかという観点から、開発が続けられてきました。とはいえ、つめかえ終わった後のパックは、日本の多くの自治体で焼却され、熱エネルギーとしてしか利用されていません。これは、つめかえ用パックが、洗剤やシャンプーなどのさまざまな中身を、温度や湿度、紫外線などから守るために、何層ものプラスチックを重ねて作られていて、ペットボトルなどのように、1種類のプラスチック原料からできていないためにリサイクルが難しいからです。

そこで、何とか、貴重なプラスチック資源を循環させ、もう一度、新たな価値を与えられないかと考えたのが、「リサイクリエーション」の取り組みです。
この「リサイクリエーション」ということばは、「リサイクル」と「クリエーション(創造)」を組み合わせた、花王が考えた新しいことばで、一度使い終えたつめかえ用パックに、技術や知恵、アイデアを加えることで、新たな価値を創り出したいという思いが込められています。

アブラヤシ農園 → パーム搾油工場 → パーム核搾油工場 → 精油工場 → 油脂化学工場(花王) → 製品

さまざまな自治体や企業と連携して、
実証実験を推進


2015年からスタートした「リサイクリエーション」の活動は、まだ社会実験の段階ではありますが、日用品をお使いいただく生活者のみなさんをはじめ、他の企業や行政とも連携して行われており、今後、さらに協力していただくパートナーを広げるための取り組みも進めています。

まず取り組んだのが、みなさんに「資源が循環していくこと」を体感していただくため、回収したつめかえ用パックを再生樹脂にして、さらに、「おかえりブロック」と名付けたブロックを作ることでした。
このブロックは、神奈川県鎌倉市や徳島県上勝町、宮城県石巻市や女川町、北海道北見市など、複数の地域コミュニティが集めてくれた、洗剤やシャンプーなどのつめかえ終わった後のパックから作られており、さまざまなモノをつくることが可能なパーツとして、活用されています。

回収ボックス

回収されたつめかえパック

これまでに、地域コミュニティと花王の社員が集めた、使用済みつめかえパックは、累計で約25万枚余り、総量で約4.5トンにのぼります。これが、おかえりブロックに生まれ変わると、集めてくれたそれぞれの地域にお返しされ、地域のみなさまの手で駅のベンチになったり、未来の街を考えるワークショップに使われたりしています。

おかえりブロックで未来の街をつくる子ども達

花王では、世界的なプラスチック問題の解決に貢献できるよう、このリサイクリエーションの実証実験で得られた、さまざまな知見を国内外に広げるとともに、つめかえパック自体を、よりリサイクルしやすいような素材や形状にするための研究にも取り組んでいます。


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コンセプトアニメーション

花王の「すべてがエコにつながるモノづくり」を、
1つのストーリーにしました。

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