私たちの暮らしと化学物質/製品に使用される化学物質のリスク管理とは

私たちの暮らしと化学物質

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私たちの身の回りに存在するものは、自然にあるものも、人工的につくられたものも、ほとんどが化学物質からできています。日本で現在、工業的に生産されている化学物質は数万種類といわれており、化学物質は私たちが生活する上でなくてはならないものとなっています。

化学物質はそれぞれ特有な性質を有しており、私たちの生活に役立つ性質を持つ反面、間違った使い方をするとヒトや環境に好ましくない影響を与える場合もあります。また、人工的に合成された化学物質に対して漠然とした不安を感じている人もいます。

そこで、化学物質の好ましくない影響を与える可能性(リスク)をできるだけ小さくし、化学物質のよい特徴を最大限に利用しようという考え方が生まれ、それがいま世界で進められている『リスクに基づいた化学物質管理』です。また、リスクに関する情報を、化学物質に関わる人々と共有し相互理解すること(リスクコミュニケーション)で、化学物質をより安全に使用し、お互いの信頼と安心を育てることができます。

製品に使用される化学物質のリスク管理とは

化学物質がヒトの健康や環境に好ましくない影響を与える可能性を「化学物質のリスク」といいます。化学物質のリスクの大きさは、化学物質の持つ有害性と、その化学物質にさらされる量(ばく露量)によって決まります。

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化学物質へのばく露量を十分に小さくすることにより、有害性のある物質であってもヒトや環境に対する好ましくない影響を緩和することができます。従来は化学物質の持つ有害性に注目した管理が主流でしたが、現在ではヒトや環境へのばく露量も考慮したリスク管理が世界的に推進されています。

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