SAICM推進の基本方針

「SAICM推進の基本方針」は、花王のSAICM*1 に沿った化学物質管理の基本的な事項を定めたものです。花王は、SAICM推進活動を通して、開発、製造、および使用から廃棄に至るライフサイクル全体にわたって化学物質の適切な管理を推進し、持続可能な社会の実現に貢献することをめざしています。

  • * 1 SAICM:Strategic Approach to International Chemicals Management (2006年の第一回国際化学物質管理会議で合意された国際的な化学物質管理に関する戦略)

SAICM推進の基本方針

(1)より安全性にすぐれ、価値のある化学物質の開発と使用、環境負荷の少ない製造プロセスの開発

花王は、ヒト健康や環境へのリスクが少なく、社会にとってより価値のある化学物質の開発や使用を推進するとともに、環境負荷の少ない製造プロセスの開発を推進します。

(2)科学的なリスク評価とライフサイクル全体を通じた化学物質管理

花王が取り扱う化学物質のリスク評価は、科学的かつ広く社会で受け入れられる評価手法を採用し、ライフサイクル全体を通じたリスク評価を進めます。また、得られたリスク評価結果に基づき適切に化学物質を取り扱い、自主的な化学物質管理の推進に努めます。

(3)化学物質に関わる法規制・自主基準の遵守と国際協力・国際協調の推進

花王は、化学物質に関わる各国の法規制、国際ルール、関連する各国業界団体の自主基準等を遵守すると共に、ICCA*2が提唱するSAICMに貢献する化学産業界の自主的な取り組みであるGPS*3への積極的な参加、国連のGHS*4などの国際的な安全性情報伝達の仕組みの採用および展開を行い、国際協力・国際協調を推進します。

(4)ステークホルダーとのリスクコミュニケーションの推進

花王は、顧客、消費者、作業者等が化学物質に関わる安全を確保し、適切に使用・対応できるように、様々な伝達手段を通じて、安全性情報を伝え、事故防止や環境保全をより一層推進します。また、関連するステークホルダーが必要とする情報の公開に努めるとともに、対話を通して相互理解を深め、ステークホルダーの支持と信頼の獲得に努めます。

  • * 2 ICCA:International Council of Chemical Associations (国際化学工業協会協議会)
  • * 3 GPS:Global Product Strategy (国際的な化学品管理戦略)
  • * 4 GHS:Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals (化学品の分類および表示に関する世界調和システム)
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