ビジネスパートナーとのダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン

花王では、“よきモノづくり”に携わるすべてのビジネスパートナーと価値観を共有し、協働することで、持続可能なサプライチェーンの構築をめざしており、人権の尊重を基盤としつつ、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンを推進します。

アクション

SMILEプログラム

花王は、人権を尊重し、サプライチェーン上のエクイティを追求しています。インドネシアでは、小規模パーム農園の支援プログラム SMILE(SMallholder Inclusion for better Livelihood & Empowerment)を推進しています。

ともに働く人々との活動
ともによきモノづくりに取り組む仲間として、場内協力会社の皆さまとの活動を推進しています。たとえば、豊橋工場では、工場内で働くすべての方を対象として、業務効率化や善行などに対して表彰を行なうファインプレー賞を設け、互いを認め合う機会としています。受賞を伝えるニュースは多言語で発行し、日本語以外をを母語とする方にも伝わるように工夫しています。

また、ともに働く人々の人権を守るためにリスクアセスメントを定期的に実施しており、外国人労働者へのインタビューなども行っています。2022年には、和歌山工場内で働く協力会社在籍の技能実習生と雇用会社経営者・管理責任者に対して、経済人コー円卓会議(CRT)日本委員会による直接インタビューを行いました。雇用会社の社員のサポートにより、良好な職場・生活環境の整備が行われているとの評価が得られました。豊橋工場においても場内協力会社3社に在籍する外国人労働者と各社管理責任者に対して、現地でインタビューを実施し、日本人スタッフと良好な関係が築かれ、賃金についても適正および生活賃金が保証されていると言えることから、満足度の高い労働環境が整備されているとの評価が得られました。

目標

  • 2025年までにサプライヤーにおいてSedex100%完了。
  • 2025年までに小規模パーム農園までのトレーサビリティを100%完了。
  • 2025年までに花王グループで使用するパーム油をRSPO認証油に100%切り替えをめざす。
  • 2021年~2030年インドネシア独立小規模パーム農園(約5,000農園/18,000ヘクタール)の支援実施。
  • 2022年~インドネシア独立小規模パーム農園に対して、グリーバンスメカニズムを導入。
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