くせ・うねり毛を伸ばしやすい素直な髪にする
くせ・うねり毛の形状は髪の毛1本1本で異なっているため、スタイリングによる少しの違いが髪全体の仕上がりに影響します。そのため、くせ・うねり毛がある人の多くが、スタイリングが上手くできない、同じスタイリングをしているつもりでも日によって仕上がりが変わってしまう、ということに悩んでいます。
乾いた状態で引っ張ったときに形が付けやすい髪とそうでない髪が存在することに着目し*1、形が付けやすい髪では「応力緩和(物体に変形が加わったときの、元の形への戻りにくさ)が高い」という特徴があることを明らかにしました*2。
髪の応力緩和を高めることで、伸ばしにくい髪を伸ばしやすい状態にできます。花王はこれまでの研究で、特定の成分(リンゴ酸、乳酸、グリコール酸、パラトルエンスルホン酸、一部の脂肪酸、脂肪酸グリセリドなど)が毛髪の内部に浸透すると、熱を加えなくても髪の応力緩和が高まることを見いだしました。これらの成分を含む製剤でくせ・うねり毛を処理*3すると、強くブローをしなくとも、すっと伸ばしやすい素直な髪に変えることができます。これらの成分は毛髪の内部に作用して形を付けやすくするため、束になって固まったり、べたついたりすることもありません。