天然物研究とその展開

天然物

天然素材への関心がいっそう高まってきている今日、花王は「真に有効な物質の発見」と「独自技術による特色の付加」に主眼を置いて、天然物化学の研究を進めています。天然物エキスとして製品に配合するだけでなく、有効成分の単離・構造解明を進め、生理活性物質探求に際してのリード化合物としての利用や効果発現機構の解明など、多様な取り組みを行っています。
天然物エキスの製造にあたっては、効果をより高めることだけではなく、安全性・配合性など、原料として要求される品質を満たすことも重要なポイントになります。特に、有効成分を効率的に抽出し、色素成分や刺激成分など不要成分の除去を両立する独自製法の開発をめざしています。ショウキョウ、ユーカリ、アスナロなど、実用化した多様なエキスは、このような研究から見いだされたものです。なかでもカミツレから脂溶性有効成分を効率的に抽出した「カモミラET」は、植物エキスとしては珍しく医薬部外品主剤(美白)として認可されています。

天然物をリードとする分子設計では、生理作用発現に必要な部分化学構造を検討し、安全性、配合性、製造コストなどの最適化により開発が進められます。花王では、天然に学び、天然を超える可能性を追求しています。

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「カモミラET」が抽出される「カミツレ」

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