機能性高分子基剤

高分子

高分子科学の研究分野では、界面科学と高分子合成技術を融合し、界面活性ポリマー、表面改質ポリマー、ハイドロゲル等、多くのユニークな素材を創出しています。
界面活性ポリマー「エラストマーOS」は、疎水性のシリコーンと親水性のポリオキサゾリンが結合した両親媒性ポリマーです。両親媒性ポリマーは水と油の両方となじむことができる性質を持っています。シリコーンとポリオキサゾリンの比率や分子量を変えることで、例えば、アルコールやシリコーンオイルに溶解するゴム(エラストマー)を得ることができます。このゴムは、柔軟な膜となって毛髪と毛髪をやわらかく接着できることから、ヘアスタイリング剤に応用されて、快適な暮らしを支えています。
また、表面改質ポリマーでも特徴的な素材を生み出しています。花王の開発した「表面防汚ポリマー」は、水になじみやすい官能基と、対象表面に吸着しやすい官能基を持つポリマーです。物質の表面に水で溶いたポリマーをかけるだけで、その表面を水と大変なじみやすい性質に変えることができます。これにより、表面に汚れが付着しても水を流すだけで汚れをいとも簡単に落とすことができるようになります。洗浄にかかる負担と、使う洗浄剤と水の量を減らすのに貢献します。

エラストマーOS

表面防汚ポリマー

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持続可能な開発目標(SDGs)

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