1966年 |
- 伊藤盈爾(慶應義塾大学医学部形成外科 教授)が鐘淵紡績に患者へのメイクアップ施術を依頼
これを機に医療の場におけるソワンエステティック(スキンケア&メイクアップ)技術開発と臨床研究がスタート
|
1970年 |
- 慶應義塾大学医学部形成外科の協力により銀座にて毎週士曜日、無償での施術を開始(鐘淵紡績)
- 第13回日本形成外科学会総会において研究発表
「形成外科手術後のリハビリテーション」 慶應義塾大学医学部形成外科:伊藤盈爾 ※メディカルソワンエステティックの有効性に関する、日本で初めての報告
|
1971年 |
- 社名を鐘紡(株)に改称
- 形成リハビリテーションセンター理学診療所を文京区湯島に開設(鐘紡)
※日本で初のメディカルソワンエステティック専用施設(1977年に目黒に移転後、2001年閉鎖)
- 第14回日本形成外科学会総会において研究発表
「形成外科術後のリハビリテーション第3報 移植皮片の軟化と知覚改善」 慶應義塾大学医学部形成外科:伊藤盈爾、礒良輔ら 鐘紡:吉田醇
|
1975年 |
- 第18回日本形成外科学会総会において研究発表
「移植皮膚の質感とその向上」 慶應義塾大学医学部形成外科:礒良輔、伊藤盈爾 鐘紡:吉田醇
- 第6回国際形成外科学会において研究発表
「形成外科術後のリハビリテーション」 慶應義塾大学医学部形成外科:伊藤盈爾・礒良輔
|
1976年 |
- 第19回日本形成外科学会総会において研究発表
「Medical Soin Esthetiqueが移植皮膚の色調に及ぼす効果について」 慶應義塾大学医学部形成外科:礒良輔、伊藤盈爾 鐘紡:吉田醇
- 東海大学にメディカルソワンエステティック導入(鐘紡)
|
1980年 |
- 『形成外科』(Vol.23 Nol, pp61-65)論文掲載
「遊離移植皮膚に後療法として用いたMedical Soin Esthetiqueの変色改善効果」 慶應義塾大学医学部形成外科:礒良輔、伊藤盈爾
- 第23回日本形成外科学会総会において研究発表
「アンケートによるMedical Soin Esthetiqueに対する患者の評価」 慶應義塾大学医学部形成外科:礒良輔、伊藤盈爾
|
1981年 |
- 鐘紡が開発した「メディカルソワンアパレイタス」が厚生省(当時)より医療用エステティック機器の認可を受ける
※医療用機器としては日本で初(鐘紡)
- 北里大学にメディカルソワンエステティック導入(鐘紡)
|
1982年 |
- 日本エステティシャン協会編刊行
『メデイカルソワンエステティックーエステティックと医学の接点一』 鐘紡/編纂責任者:吉田醇
|
1985年 |
- 第34回国際シデスコ大会において講演
「メディカルソワンエステティックの改善効果と活動の実際」 慶應義塾大学医学部形成外科:伊藤盈爾
|
1987年 |
- 『形成外科』 (Vol.30 Nol, pp76-82)論文掲載
「遊離移植皮膚の質感とその向上 一遊離移植皮膚ならびに瘢痕の角質水分含有量について一」 慶應義塾大学医学部形成外科:礒良輔、伊藤盈爾 鐘紡:古島町子
- 第30回日本形成外科学会総会において研究発表
「アンケートによるMedical Soin Esthetiqueに対する患者の評価(第2報)」 慶應義塾大学医学部形成外科:礒良輔、伊藤盈爾 鐘紡:古島町子
|
1988年 |
- 『新外科学体系』形成外科IV(中山書店)分担執筆
「形成外科のリハビリテーションとしてのメディカルソワンエステティック」 形成リハビリテーションセンター所長:礒良輔
|
1989年 |
- 第32回日本形成外科学会総会において研究発表
「M•S•Eによる遊離植皮ならびに瘢痕の角質水分含有量と表面微細構造の変化」 慶應義塾大学医学部形成外科:礒良輔、伊藤盈爾 日本大学外科:鈴木邦夫 鐘紡:古島町子
|
1990年 |
- 第33回日本形成外科学会総会において研究発表
「遊離植皮ならびに瘢痕の角質水分含有量に対するM•S•Eの効果」 慶應義塾大学医学部形成外科:礒良輔、伊藤盈爾 日本大学外科:鈴木邦夫 鐘紡:古島町子
|
1992年 |
- 日本エステティシャン協会誌「エステティック」に連載
「医療とエステティック」(1)~(5) 鐘紡:石川明宏
|
1994年 |
- 『Simulation and Computer-Aided Surgery』分担執筆
「COLOUR MATCH AND TEXTURE MATCH IN THE FREE SKIN GRAFT」 内容:メディカルソワンエステティックによる遊離植皮の色調及び質感の改善効果を解説 形成リハビリテーションセンター/院長:礒良輔
|
1995年 |
- 第38回日本形成外科学会総会において研究発表
「遊離植皮ならびに瘢痕の質感の改善一M•S•Eの補湿効果について一」 慶應義塾大学医学部形成外科:礒良輔、伊藤盈爾 日本大学外科 鈴木邦夫 鐘紡:吉田茂生 「形成外科領域に於けるSOIN ESTHETIQUEの適応」 北里大学形成外科:水野寿子、佐藤明男、松井潔、松倉知之、島倉康人、山崎安晴、大竹尚之、塩谷信幸
- エステティック専門誌『creabeaux』(No.2)論文掲載
「メディカルエステとその効用」 鐘紡:島上和則
- エステティック専門誌『creabeaux』(No.3)論文掲載
「メデイカルメイクの実際」 鐘紡:内藤千津子
|
1997年 |
- 日本エステティシャン協会25周年大会において講演
「美容と健康のダイナミズムバランスとリズムの融和」 鐘紡:島上和則
- エステティック専門誌『creabeaux』(No.11)論文掲載
「メディカルソワンエステティックとその社会的役割」 鐘紡:島上和則
|
1999年 |
- 第25回日本医学会総会生命の博覧会において展示発表
「美容と医学の連動ケアシステム」メディカルソワンエステティック導入30年の歴史を紹介
- 熱傷フェニックスの会において講演
「メディカルエステティックの社会的役割と熱傷への応用」 鐘紡:島上和則
- 『日本香料品科学会誌』(23巻2号,108-115)論文掲載
「マッサージーエステティック施術とやすらぎ効果」 鐘紡:島上和則
|
2000年 |
- 昭和大学医学部形成外科(医療とパラメディカル化粧研究会、熱傷フェニックスの会)にて講演
「メディカルエステティックの社会的役割と熱傷への応用」 鐘紡:島上和則
|
2001年 |
- 社名をカネボウ株式会社に改称
- 第51回国際シデスコ大会において講洟
「THE “CHRONO- ESTHETIC” The Dynamic Principle of Balance and Rhythm Creates Health and Beauty」 カネボウ:島上和則
- 日韓合同シンポジウム「皮膚の再活マッサージに関するシンポジウム」において講演
「メディカルエステティックの効果とその社会的役割」 カネボウ:島上和則
|
2002年 |
- 日本エステティック協会30周年大会において講演
「エステティックの進歩と調和(メディカルエステティックデータの紹介)」 カネボウ:島上和則
|
2004年 |
- 化粧品部門がカネボウ株式会社より分離・独立し、株式会社カネボウ化粧品を設立
|
2005年 |
- 第1回エステティック学術会議において講演
「科学的検証“Evidence Based Aesthetic”による有効性の追求」 カネボウ化粧品:島上和則
|
2007年 |
- Diet& Beauty 2007において講演
「医療・福祉の現場におけるエステティックケアの可能性」 カネボウ化粧品:島上和則
|
2008年 |
- 第3回エステティック学術会議において講演
「『co-medical』としてのエステティックの重要性」 同テーマでエステティック専門誌『creabeaux』(No.255)に論文掲載 カネボウ化粧品:島上和則
|
2011年 |
- 第14回北里大学病院フォーラムにおいて研究発表
「北里大学形成外科における、エステティシャンが患者のQOLに与える影響について~skindex-16を用いた検討~2011,横浜」 北里大学病院 形成外科・美容外科:杉本佳香、高山敦子、島倉康人、武田啓、内沼栄樹
|
2012年 |
- 第15回北里大学病院フォーラムにおいて研究発表
「北里大学病院 形成外科・美容外科における、エステティシャンが患者のQOLに与える影響について」 北里大学病院 形成外科・美容外科:杉本佳香、高山敦子、島倉康人、武田啓、内沼栄樹
|
2015年 |
- 第18回北里大学病院フォーラムにおいて研究発表
「瘢痕、肥厚性瘢痕に対するメディカルソワンエステティックの患者心理への効果」 北里大学病院 形成外科・美容外科:朴圭一、杉本佳香、島倉康人、武田啓 カネボウ化粧品:舘内君枝、川井春香、林征子
|
2017年 |
- 第20回北里大学病院フォーラムにおいて研究発表
「北里大学形成外科における、エステティシャンが患者のQOLに与える影響について~Skindex-16を用いた検討~」 北里大学病院 形成外科・美容外科:杉本佳香、朴 圭一、高山敦子、島倉康人、武田啓 カネボウ化粧品:舘内君枝
|
2019年 |
- 第22回北里大学病院フォーラムにおいて研究発表
「エステティシャンが患者のQOLに与える影響について~北里大学病院形成外科での取り組み~」 北里大学病院 形成外科・美容外科:杉本佳香、朴圭一、高山敦子、島倉康人、武田啓 カネボウ化粧品:舘内君枝、安宅ルミ子、今原まゆみ、横島真由美
|
2021年 |
- 第64回日本形成外科学会総会・学術集会において研究発表
「メディカルソワンエステティック外来の取り組みについて」 北里大学病院 形成外科・美容外科:杉本佳香、島倉康人、高山敦子、杉本孝之、武田啓 カネボウ化粧品:島上和則、舘内君枝、安宅ルミ子
- 日本美容外科学会会報、43 (3):107-119,2021に論文掲載
「メディカルソワンエステティックの役割とその有効性について一北里大学病院 形成外科・美容外科での取り組みー」 北里大学病院 形成外科・美容外科:杉本佳香、島倉康人、高山敦子、杉本孝之、武田啓 カネボウ化粧品:島上和則、舘内君枝、安宅ルミ子、今原まゆみ
|
2022年 |
- 一般社団法人CancerX Summit「World Cancer Week 2022」パネルディスカッションに参加
北里大学病院 形成外科・美容外科:杉本佳香 花王:安宅ルミ子
|
2024年 |
- 第16回日本創傷外科学会総会・学術集会(2024年7月11日・12日)においてポスター発表
「メディカルソワンエステティックMedical Soin Esthetic(MSE)外来の役割:熱傷受傷患者と悪性腫瘍切除後再建患者を比較して」 北里大学病院 形成外科・美容外科:杉本佳香、杉本孝之、下村実貴子、和唐純平、岩川さおり、武田啓 花王:安宅ルミ子、今原まゆみ
- 第42回台湾形成外科学会(TSPS)年次総会
「Medical Soin Aesthetics (MSE): Enhancing Postoperative Care and Quality of Life」 北里大学病院 形成外科・美容外科:杉本佳香、杉本孝之、武田啓
|