最初に、素材に合わせて、アイロンの温度設定をします。
エリ・カフスなど生地が厚手で細かいところから順に、最後に身ごろの部分にアイロンをかけます 。 「キーピング スムーザー アイロン用シワとり剤」または「キーピング アイロン用のり剤」を使って仕上げましょう 。熱に弱い繊維を含む生地や衣類のタグにあて布使用の注意がある場合には、あて布を使います。
下記の取扱い表示を参考にしてください。
●エリ(裏→表)
1.片手で布を引っぱりながら、端から中心へ。
2.アイロンを持ち替えて片側も同様に。表に返して、裏と同じようにかけます。
●ヨーク(肩)
1.肩の部分をアイロン台の端にひっかけます。
2.エリを立て、ヨーク部分を平らに広げ、前身ごろの上部までかけます。反対側も同様に行います。
●カフス
1.裏から表にかけます。片手で布を引っぱりながら、端から中央へ。袖口のアキ部分までかけます。
2.アキ部分からカフスをたたんで、タックを整えてから、押さえるようにかけます。
●袖(そで)
1.袖下の縫い目で折りたたみ、全体を整えます。
2.縫い目を引っぱりながら、袖下→袖ぐり→袖山→袖口のアキ部分までかけます。
●身ごろ (右前→後ろ→左前の順に)
1.右前身ごろ
・ 肩をアイロン台の端にかけ、広げ整えます。
・ ボタンまわりはアイロンの先端を使いましょう。
2.後ろ身ごろ
・ 右半分を台にのせ、全体をかけます。
・ タックは手で軽く整え、押さえるようにかけます。
3.左前身ごろ
・ 前立てを引っぱりながらかけます。
・ ポケットは、下から上へ滑らせるようにかけます。
アイロン台に広げて、手でシワをしっかり伸ばします。 あいているほうの手をうまく使いこなしましょう。
かけ終わったところは、必要以上に動かさないことできれいに仕上がります。