Q.

【変色】浴槽の底面や喫水線が青色に変色したのですが?


A.

【事例】
浴槽の底面が青色に変色した。

底が青色に変色した浴槽の写真

【原因】
浴槽全体でなく、一部分のみが青くなってしまう原因としては、『銅石けん』という現象が広く知られています。これは、お風呂の湯に含まれる銅イオンが石けんの成分や皮脂と反応して青色の『銅石けん』を生成し、浴槽に付着したものです。喫水線付近や浴槽底面の隅は湯垢汚れがたまりやすいので、『銅石けん』の着色が起こりやすい場所です。
『銅石けん』について、詳しくは日本銅センターホームページをご覧ください。 

※入浴剤の青い色が、浴槽の湯垢汚れに着色して、『銅石けん』と似た状態になることもあります。

【回復方法】
浴槽そのものが青く変色している訳ではないので、表面に付着した石けんカスなどをこすり落とす、あるいは『銅石けん』を分解することにより回復できます。

①石けんカスなどの汚れをしっかり落とします。
・「バスマジックリン 泡立ちスプレー」などの浴室用洗剤をスポンジにつけて浴槽をよく洗う。
青い色が落ちない場合は、湿布法が効果的。
「バスマジックリン 泡立ちスプレー」を青く変色している部分に軽くスプレーし、キッチンぺーパーを貼りつけてからさらに軽くスプレーして、5分ほど湿布する。こすって青い色が落ちるようならば、キッチンペーパーごとこすり、後はよく水で洗い流す。

②「バスマジックリン 泡立ちスプレー」で落としきれない場合は、次の方法をお試しください。
・浴室用クリームクレンザーで着色したところを力を入れず丁寧にこする。
FRPや人工大理石などはやわらかい材質のため、あまり強くこすると傷になることがありますのでご注意ください。

【予防方法】
浴槽の表面に石けんカスなどの汚れをつけたままにしないことがポイントです。汚れは乾いてしまうと落ちにくくなりますので、お風呂のお湯を抜いたらなるべく早く浴室用洗剤で洗ってください。浴室用洗剤には石けんカスなどの原因になる金属イオンを取り除く成分が入っています。
また、浴槽の表面に細かいキズがつくと、汚れが付着しやすく取れにくくなりますので、キズがつきにくい浴室掃除用のスポンジ等を使うようにしましょう。

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