フローリングには、1枚の板を使った「単層フローリング」と、合板などの基板の上に薄い化粧板を張り合わせた「複合フローリング」の2種類があります。
一般家庭で使用されているフローリングのほとんどは、「複合フローリング」です。
その表面は、薄い膜(表面塗装)で保護されていますが、砂ボコリや砂粒などで目に見えない傷がついたり、直射日光や暖房設備でも傷むことがあります。また、フローリングは過剰な水分を嫌うため、濡れ雑巾で頻繁に水ぶきするだけでも傷むことがあります。
- 毎日のお手入れでは、そうじ機や「クイックルワイパー 立体吸着ドライシート」「クイックルワイパー もふもふシート」でホコリやゴミをとり除きます。
- 汚れが気になる時は、週に1~2回程度、「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート」や「クイックル ホームリセット シートクリーナー」、中性の「食卓クイックルスプレー」などでふきそうじしましょう。
「クイックル ホームリセット 泡クリーナー」や「かんたんマイペット」もお使いいただけますが、直接床にスプレーするとその部分だけシミになることがあります。必ず布等にスプレーしてからふいてください。
- 傷みが進む前に、定期的に「フローリングマジックリン つや出しスプレー」などのフローリング床用お手入れ剤でお手入れし、表面を保護しましょう。
※近頃は、「ワックスフリー」「ノンワックス」などの名前がついた"ワックスがけ不要"のフローリングも増えています。
このような床は、ワックスを使用すると、かえって床材本来のツヤや質感、すり傷のつきにくさなどを損うことがあるという理由で、床材メーカーではワックスの使用を勧めていないことが多いようです。中には特殊な処理を表面に施しており、ワックスを塗ると弾いてしまうものもあります。
"ワックスがけ不要"のフローリングのお手入れ方法は、床材の取扱説明書でお手入れ方法を確認していただくか、床材メーカーにお問い合わせください。
フローリングの構造