事例ブラウスを「ワイドハイター」のシミ抜き濃度で一晩つけ置き漂白したら、赤いテープの色が生地に移ってしまった。
原因長くつけ置きしたために、テープの染料が身頃の生地に移ってしまったものです。
素材にもよりますが、一般に染色した繊維素材は、水に長く漬けていると、色が落ちやすくなります。洗剤や漂白剤の溶液につけた場合は、さらに色落ちしやすくなります。
回復方法染料は繊維に強く結びつくので、多くの場合、回復は困難です。
ぬるま湯に洗剤と酸素系漂白剤を入れて、洗たくを繰り返すと、生地に移った色が次第に落ちてくることもあります。
予防方法- つけ置き漂白する時は、必ず放置時間を守りましょう。
- 色のついたテープ、レース、刺繍などには、色落ちしやすいものもあります。あらかじめ目立たない箇所に原液をつけて5分ほど置いてから白布でたたき、色が移るかどうかを確認しましょう。色がついたものは漂白できません。
- 漂白後は、ぬれたまま放置せず、すぐにすすいで干してください。