花王は、事業場立地地域の皆さまに、質の高い音楽に親しんでいただくことで音楽や芸術を楽しむ心を育んでいただきたいと、地域貢献とメセナ活動を融合したプログラム「花王ファミリーコンサート」を実施しています。
このコンサートは、企画や準備、当日の運営まで、社員がすべて手づくりで行い、チケット収入は開催地域の音楽教育などに役立てていただけるよう全額寄付しています。
4月20日、和歌山市の県民文化会館大ホールにて「花王ファミリーコンサート in 和歌山」を5年ぶりに開催し、約1,000人のお客さまにご来場いただきました。ホールの前は公演を心待ちにされる方で賑わい、開場前から活気にあふれていました。
公演では、クラシックピアニストでありジャズ演奏でも注目されている中野翔太さんと、美しいアンサンブルを奏でたいとの想いから結成された、世界的に珍しいサックス八重奏団「Saxaccord(サクサコール)」により、計9曲を演奏いただきました。
演奏のあいだのフリートークではサックスの種類の紹介もあり、ご来場いただいたお客さまからは「サックスにいろいろな種類があると理解を深めることができた」「ピアノとサックスだけなのにフルオーケストラのような音色に感動した」などの声をいただきました。
終演後には、コンサートにご招待した「和歌山市立伏虎義務教育学校」吹奏楽部の皆さんから出演アーティストへの花束贈呈や交流会を行い、学生の皆さんがプロの方からふだんの練習方法や楽器の選び方などのアドバイスを受ける姿が見られました。
今回のコンサートでは、環境に関する取り組みの一環として実施している「花王国際こども環境絵画コンテスト」の受賞作品を展示しました。大勢のお客さまが足をとめてご覧になり、お客さまからは「気持ちが晴れるようなきれいな色遣いですね」「とてもよい活動ですね」などの声をいただきました。
運営を担った社員からは「当日だけでなく開催後のお客さまアンケートでも温かい言葉をいただき、地域貢献を実感することができたよい機会でした」との声も寄せられ、今後のモチベーションにつながりました。
チケット収入は和歌山市の中学校音楽教育にお役立ていただけるよう全額寄付いたします。