花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、経済産業省と東京証券取引所が選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2026」に選ばれました。花王は、中期経営計画「K27」の達成に向け、経営戦略に基づきAIを中核としたDXを全社的に推進しています。今回の選定は、基幹システムのデータ活用、「My Kao」によるデータ活用プラットフォームの構築、ならびにデジタル人財育成などを通じて、事業変革と企業価値向上に取り組んでいる点が特に評価されたものです。

花王では、中期経営計画「K27」の達成に向けて、「グローバル・シャープトップ*1 」戦略を推進しています。DX推進とAIの活用を中核に、企業活動を支える「よきモノづくり」を高速化するとともに、生活者の“いま”を的確に捉えた商品設計から生産、販売、さらには生活者への還元をめざしています。また、DX推進の取り組みが、花王の主要な経営指標であるROICの改善にどのように貢献するかを検証し、経営とデジタル戦略の統合を推進しています。今後も、データおよびAIの活用を通じて、顧客体験の向上と業務効率化を両立させることで、持続的な企業価値の向上をめざします。


商品ライフサイクルに応じたAI需要予測モデルを構築し、需給判断の精度向上によって欠品や過剰在庫、廃棄の最小化に取り組んでいます。新製品の発売前から発売直後、通常販売期に至るまで、商品特性、販売実績、SNS動向などのデータを段階的に活用し、需要予測を更新しながら生産・供給計画の最適化を行っています。
皮脂に含まれるRNAを手がかりに肌や体の状態を可視化する独自の「皮脂RNAモニタリング」技術を、AIと機械学習を活用して進化させました。これにより、スマートフォンで顔画像を撮影するだけでRNAに基づく肌タイプ(肌遺伝子モード*2 )が即時に推定できるようになり、生活者はいつでもどこでも無料で、自分に最適な商品・サービスを選択する指標を得られます。さらに、賛同企業とともに立ち上げた「RNA共創コンソーシアム」を通じて、ビューティ、ヘルス領域を皮切りに、RNAを新たなモノサシとして活用する取り組みを拡大させていきます。

「My Kao」のECサイト「My Kao Mall」では、AIがお客さまの購買行動の特徴やパターンを学習し、最適な商品提案をリアルタイムに表示できる機能を充実させました。WEBサイト上の行動履歴や購買履歴、商品属性、顧客属性などのデータを統合・分析することで、生活者一人ひとりのニーズを捉え、最適な商品提案や買い替えタイミングに応じた情報を提供します。