花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、世界の子どもたちを対象に実施した「第16回花王国際こども環境絵画コンテスト」の受賞者並びに受賞作品を決定いたしました。16回目となる今回は、「サステナブルな環境をみんなでつくろう!」というテーマに対して、31の国と地域から過去最多となる25,159点の応募がありました。世界各地の子どもたちから、未来への想いとメッセージが力強く表現された、多様性あふれる作品が数多く寄せられました。
花王は、世界の子どもたちに“地球の環境や未来への想い”を絵で表現してもらう本コンテストを2010年から実施しています。また、子どもたちの想いが込められた作品が、世界の人々の心を動かし、サステナブルな環境と暮らしを考えるきっかけとなることを願い、展示活動にも積極的に取り組んでいます。
また、応募1作品につき50円を花王から環境活動団体へ寄付する取り組みを2024年より開始しました。この取り組みは、応募の際に子どもたち自身が3つのテーマ(野生動物保護/緑化・森林保全/海ごみ・ごみ流出対策)から寄付先を選ぶことができ、子どもたちの想いをカタチにしたものです。今年の環境活動団体への寄付金額は合計で1,257,950円となりました。
(寄付先:WWF Japan/オイスカ・インターナショナル/Pirika)

Yeung Anya Lee さん(6歳)
香港
「環境保護を紡ぐ魔法使い」
お母さんに、「着られなくなった服は、必要な人にあげなさい」と教えられました。売れない古着がたまると環境を汚すからです。私はこの絵で、「古着を寄付して、地球の未来を守ろう。」と伝えたいです。この絵で描かれた“地球の女の子”は、いろんな古着を表していて、きれいな森と鳥のために虹色の布を紡いでいます。
「着られなくなった服は、必要な人にあげなさい」というメッセージを、子どもならではの視点で描いた作品。古着が生まれ変わっていくストーリー性のある構成と、卓越した色彩感覚、描写力を高く評価した
※表記は氏名・年齢・居住地・作品名としています
※花王特別賞・審査員特別賞・花王社員賞・優秀賞・団体賞の詳細は、第16回花王国際こども環境絵画コンテスト受賞者リストをご覧ください
※すべての受賞作品は後日、花王国際こども環境絵画スペシャルサイトに掲載いたします
| 委員長 | 益田 文和(デザインコンサルタント、株式会社オープンハウス代表取締役) |
|---|---|
| 委員 | 大久保 澄子(美術家) 松下 計(東京藝術大学教授) レオナルド・バルトロメウス(山口情報芸術センター キュレーター) 綾海(廃材アーティスト) 田中 篤史(花王エコラボミュージアム 館長) 片平 直人(花王株式会社 作成センター長) |
表彰式は、2025年12月にハイブリッド形式にて上位受賞者を招いて開催する予定です。
「花王国際こども環境絵画コンテスト」事務局
(午前10時から午後5時まで 土日、祝日を除く)