「アジアフェムテック・フェムケアプロジェクト」の取り組みで評価
花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、このたび、一般社団法人 女性の健康とメノポーズ協会(理事長・三羽良枝)が主催する「女性の健康経営*1 アワード」において、「推進賞」を受賞しました。今回の受賞は、花王が健康経営*2 を推進するなかで、女性の健康に関わる活動を研究所と事業部が一体となって社内外で進めている「アジアフェムテック・フェムケアプロジェクト」の取り組みが評価されたものです。
「女性の健康経営アワード」は、女性の健康とメノポーズ協会が主催する「女性の健康検定*3 」に合格した「女性の健康推進員*4 」および「女性の健康経営推進員*5 」の個人、また、これらの方が在籍する法人・団体を対象に、女性の健康支援・健康教育・健康経営に結びつく積極的な取り組みや、その業績を表彰する制度です。今回、花王は、法人・団体を対象とする「推進賞」を初めて受賞しました。
花王は、中期経営計画「K25」達成に向け、「花王グループ健康宣言」のもと、健康経営取り組んでいます。また、2019年4月に策定したESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)においても、19の重点取り組みテーマのひとつである、「社員の健康維持増進と安全」を推進しています。社内のヘルスケアの知見や見える化技術を結集した「Kao GENKIプロジェクト」では、健康ソリューションプログラムの一部を社外へもサービスを提供し、地域や他企業の健康づくりに活用されています。また、全社的に健康経営を進めるために、5年ごとに健康中期計画を立てて、組織的に取り組んでいます。
「アジアフェムテック・フェムケアプロジェクト」は、花王が取り組む健康経営の一環として、生涯を通して身もこころも健康でいられることにより、どのような人生の選択をしてもいきいきと暮らしていける社会をめざし、研究所横断で事業部と一体となって、女性のこころとからだのゆらぎをサポートするソリューション提案を社内外に行っている活動です。
また、アジア各国の女性の健康課題は共通する部分が多く、現在国内に加えアジアの5つの国と地域で取り組みを検討・実施しています。今後も、取り組みを進める国や地域の拡大を検討してまいります。
主な取り組み内容は以下の通りです。
花王グループは今後も、健康経営をはじめ、経営にESGの視点を導入することで、事業の発展と、消費者や社会へのよりよい製品・サービスの提供をめざしていきます。そして、豊かな共生世界の実現に向けて取り組んでまいります。