危機に対しての対応

危機発生時の対応

危機発生時には、緊急事態のレベルに応じた対策組織を立ち上げ、迅速かつ適切に対応することで、被害・損害の最小化を図ります。
発生事象の花王に及ぼす影響の重大さから、危機対策チームの責任者が緊急事態レベルを評価し(事故・災害、感染症などの事象発生時にはレベル1~3で評価)、レベルに応じた組織を設置して発生事象に対応します。

危機発生時の緊急事態レベルに応じた花王の対応体制を示した図。緊急事態のレベルを、部門や現地で対応できる事態から、全社的な影響を想定した区分を3段階であらわし、それに応じた現地対策本部、広域対策本部、危機対策チーム、緊急事態対策本部などの組織を段階的に設置することを示している。

予期せぬ危機への対応

新たなリスクまたは主管の不明確なリスクが顕在化した場合には、危機管理・RC推進部が初動対応をリードします。関係部門・子会社と連携しながら状況把握や対応方針を検討し、必要に応じて、経営幹部を含めた対策組織を立ち上げて対応します。
こうした有機的な連携が迅速に機能するように、平時から日本の各部門と子会社並びにアジア・欧米の子会社とリスクに関する密なコミュニケーションを重ね、連携体制の強化に取り組んでいます。また、社外ステークホルダーとの連携も進めています。

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