花王、ジェンダーに関する情報開示と男女平等への取り組みが評価され
ブルームバーグ社の「2022年 男女平等指数」に選定

昨今、投資家や企業は、企業の評価、リスクや業績などを判断する際に、ESG（環境、社会、ガバナンス）に関連する情報を、重要な判断基準として活用するようになってきました。ブルームバーグ社の「男女平等指数」は、標準化された時価総額加重平均株価指数で、公開会社のジェンダーに関する情報開示の取り組みを把握するために開発されました。この指標は、5つの項目（女性のリーダーシップおよび人材確保、平等な給与および男女給与額の格差、インクルージョンを重視する企業文化、セクシュアルハラスメント防止に関する方針、女性に配慮したブランド）からジェンダー平等を評価しています。

今回の「2022年 男女平等指数」選定にあたり、人財開発部門統括の間宮秀樹は、「花王では、多様性から活力を生み出し、社会に新しい価値をもたらしたいと考えています。そのために、社員一人ひとりの多様な個性・価値観を尊重し、それぞれが持つ熱意と能力を組織として最大限に活かすことをめざしています。今後も、引き続き、広くD&I（ダイバーシティ&インクルージョン）を推進するとともに、活動の透明性を図ってまいります」としています。

花王グループは、2019年4月にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」（キレイライフスタイルプラン）を策定し、重点取り組みテーマのひとつとして「受容性と多様性のある職場」を掲げています。D&Iの推進など、経営にESGの視点を導入することで、事業の発展と、消費者や社会へのよりよい製品・サービスの提供をめざしていきます。そして、豊かな共生世界の実現に向けて取り組んでまいります。