2019年12月04日

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「太陽光に含まれる近赤外線を防御する技術」が「第85回SCCJ研究討論会」にて最優秀発表賞を受賞

花王株式会社(社長・澤田道隆)は、11月27日に東京で開催された「第85回SCCJ*1 研究討論会」において、最も優れた発表に対して与えられる最優秀発表賞を受賞しました。
今回の研究討論会では、18件の最先端の化粧品技術が発表され、その中から花王の研究が選ばれました。

  • * 1 SCCJ(日本化粧品技術者会)は、皮膚科学、乳化・分散技術、製造技術、香料・原材料開発、容器開発、製品の有用性の評価など、化粧品にかかわるさまざまな技術をトータルに扱う学術団体です。化粧品に関わる最先端の研究や技術、知識・情報を提供、議論する場として、研究討論会やセミナーの実施、ジャーナル誌の発行を行なっています。

受賞研究

タイトル:
近赤外線防御技術の開発

内容

花王スキンケア研究所は、暑熱環境下で太陽光にあたった際に肌に灼熱感を感じるのは、肌の表面温度の上昇によるものと考え、太陽光に含まれる近赤外線を高効率でカットする技術開発に取り組みました。光線の干渉の原理に着目し、近赤外線の波長を選択的にカットする素材を探索した結果、薄膜状酸化チタンの膜厚をコントロールすることで、高い近赤外線防御性能を発現することを見出しました。
この新しい技術を用いた日やけ止め製剤(紫外線&近赤外線防御)では、平均で-1℃、最大で-1.6℃の肌温度の上昇抑制が認められ、太陽光による熱さ感覚を低減できることがわかりました。

※この発表の一部は、2019年11月25日、花王ニュースリリースにて報告しています
「太陽光に含まれる近赤外線を防御する技術を開発。不快な灼熱感をもたらす肌表面温度の上昇を抑制」
https://www.kao.com/jp/corporate/news/rd/2019/20191125-002/

発表者

花王株式会社 スキンケア研究所 武谷 真由美

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