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新・衛生習慣化プログラム
「みんなで手あらい ろう学校向け」を制作
花王株式会社（社長・長谷部佳宏）は、このたび、新・衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい ろう学校向け」を制作しました。2021年9月1日より、全国のろう学校を対象に同プログラムを案内し、花王ホームページにて募集を開始します。
花王「KAKEHASHI」* メンバーによる、ろう学校での検証授業
花王では、手あらいやマスクをする意味を楽しく学び、衛生習慣を身につけてほしいという想いから、これまで行なってきた「手洗い出張授業」を改良し、新・衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい」の教材を開発、今春より全国の小学校、約6,000校で活用いただいています。
今回、聴覚に障がいがある子どもたちにも、楽しみながら衛生習慣を身につけてもらいたいと考え、「みんなで手あらい ろう学校向け」教材の制作に取り組みました。制作には、聴覚障がいを持つ花王グループ社員を中心とした社内コミュニティ「KAKEHASHI（かけはし）」* のメンバーが携わっています。よりわかりやすく興味を引く教材をめざし、これまで、ろう学校の子どもたちに検証授業を行ない、先生のご意見を伺うといった確認作業を繰り返してきました。そして、手をすみずみまであらうための「６つの手あらいポーズ」の説明に手話の「指文字」を採用するなど工夫を重ね、完成に至りました。
親指をあらうポーズを「指文字」を用いて説明している例
今後も花王は、“自分の衛生状態を保つ”ことは、“社会（身近な人たち）の衛生状態を保つ”ことにつながる、という考えのもと、社会の変化に対応したプログラムの提供を通じて子どもたちの“生きる力”を育み、“課題を解決する力”を養うための次世代育成活動に取り組んでまいります。
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* 「KAKEHASHI」は、聴覚障がいを持つ社員を中心に、2020年12月に結成した社内コミュニティです。
「きこえない人ときこえる人、将来的にはすべての人の悩みを共有しながら、協調して未来への架け橋となるように」という想いのもと、様々な社会的課題の解決に向けて社内外で取り組んでいます。
新・衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい ろう学校向け」概要
（1）プログラム制作のねらい
・ろう学校の子どもたちが、手あらいやマスクの着用をはじめとする衛生習慣を身につけ、暮らしのなかで実践するための手助けとする
・“自分の衛生状態を保つ”ことが、“社会（身近な人たち）の衛生状態を保つ”ことにつながるといった、“衛生”への理解を育む
（2）対象学年
幼稚部（未就学児）、小学部低学年（1，2年生）
（3）内容
| 小学部低学年（1，2年生） | 幼稚部（未就学児） | |
|---|---|---|
| 実施内容 | ・ウイルス、細菌の性質を知り、 手あらいの重要性を理解する ・「あわあわ手あらいのうた」の習得を通じて効果的な手あらい方法を身につける ・手あらい実習を通して自分の手のあらい 方を確かめ、「上手な手あらい」の実践 に役立てる ・マスク着用の重要性を理解する |
「あわあわ手あらいのうた」の習得を通じて、効果的な手あらい方法を身に着ける |
| 教材セット内容 | 【授業用教材】 小学部用ティーチャーズガイド、小学部用スライド教材、ワークシート、手あらいクイズ（副教材）、手あらい紙芝居（副教材）、手あらいのうた「ポスター」（補助教材） 【実習用教材】 手洗い指導BOX、ブラックライト、手洗いチェッカーローション、「ビオレｕ 泡ハンドソープ」 【医薬部外品】
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【授業用教材】 幼稚部用ティーチャーズガイド、幼稚部用スライド教材、ペープサート（副教材）、未就学児用手あらいのうた「ポスター」（補助教材） |
| ろう学校用教材 ならではの 主な工夫 |
・先生の授業進行ガイド（ティーチャーズガイド）に「指文字」での指導法を掲載 ・スライド教材の動画部分に「字幕」をつける ・動画の内容をより深く理解できるよう、「あわあわ手あらいのうた」の再生速度を調整 ・字を覚えたての未就学児が読みやすいよう、説明の文章を縦書きにする （小学部用は、縦と横の２パターンを用意） |
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新・衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい ろう学校向け」応募要項
（1）募集期間
2021年9月1日～11月30日
（2）費用
無償で提供
（3）応募方法
花王公式ホームページ内
「新・衛生習慣化プログラム『みんなで手あらい』 ろう学校向け」
応募フォームに必要事項を記入
（4） 教材セットのお届け時期
お申し込みから2～3週間を目処にお届けします
※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。