インドネシアでは、現在も月経に対しさまざまな迷信や偏見が存在し、国としての月経衛生教育も完全に制度化されていないため、女性の4人に一人が、初経を迎えるまでに月経について誰とも話をしたことがないことが、ユニセフの調査でわかっています。また、信頼できる情報が学校や親から十分に提供されておらず、正しい知識を得にくい状態です。加えて、トイレの設置数の不足など、衛生環境が整っていない学校も多くみられます。そのため、6人に一人が月経時に1日以上学校を休んでいるなど、女子生徒の出席率低下の一因となっています。
こうした状況を改善するため、日本ユニセフ協会とパートナーシップを組み、子どもたちが月経衛生に関する正しい知識を持ち、健康的な生活を送れるようにするための活動を支援しています。
※当プログラムは2021年に終了しました。