花王は、パーパスである「豊かな共生世界の実現」に向けて、科学技術から生まれるイノベーションが必要であると考えています。その実現を支える、科学技術を担う人財育成を目的に、さまざまな活動を行っています。
その一環として、「JSEC(高校生・高専生科学技術チャレンジ)」(主催:朝日新聞社、テレビ朝日)に、2005年(第3回)から協賛しています。また、2016年からは特別協賛社として毎年、優れた作品に花王賞、花王奨励賞を贈呈しています。
3月25日~26日の2日間、和歌山事業場において、花王賞および花王奨励賞の受賞校をお招きし、研究所の見学や社員との交流を目的とした「スタディツアー」を開催しました。スタディツアーには、受賞校である島根県立松江東高等学校、東京学芸大学附属高等学校、宮城県仙台第三高等学校から、生徒4名、教員3名が参加しました。
1日目は、花王エコラボミュージアムや和歌山研究所の見学、および若手研究員との交流会を行いました。
バイオマテリアルサイエンス研究所の見学では、微細藻類の培養設備の前で、藻類から油脂原料を生み出す研究を紹介するとともに、脂肪酸組成の異なる藻類油脂や藻油石けんの試作品をご覧いただきました。
ハウスホールド研究所の見学では、昨年竣工した新研究施設ライフスタイルイノベーションセンターにて、生活者の利用シーンを想定した製品の性能や使用感の検証方法などを紹介し、企業における商品開発の現場を体感していただきました。その後、花王の若手研究員が自身のキャリアを紹介し、高校時代から研究員になるまでの道のりをお話ししました。
参加した高校生からは「進路を決める際の選択肢が広がった」「世の中に役立つ製品につながる企業での研究にも魅力を感じた」といった声が寄せられました。

エコラボミュージアムの見学

記念撮影
2日目は、「受賞研究発表会」を開催し、各受賞校が受賞した研究作品の発表を行いました。
会場に集まった社員からは多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
発表した高校生からは「たくさんのアドバイスをもらえてよかった」「新しい視点を得ることができました」との感想をいただきました。参加した社員からは「ハイレベルな研究に感動を覚えた」「こんなにも楽しく研究している姿に心を動かされた」といった声が寄せられ、互いに交流を深める充実した時間となりました。

研究発表会の様子

研究発表会に参加した皆さん
花王は、これからも本コンテストへの協賛を通じて、世界に羽ばたく若きサイエンティストを応援し、次世代を担う人財の育成に貢献していきます。