発表資料: 2025年03月10日

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KPI設定型の健康経営格付融資による資金調達を実施

日本政策投資銀行「DBJ健康経営格付」で4度目の最高ランク

花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、株式会社日本政策投資銀行(社長・地下誠二、以下DBJ)から、国内初となるKPI設定型の健康経営格付融資による資金調達を実施しました。同融資では、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」において、4度目となる最高ランクの「従業員への健康配慮への取り組みが特に優れている」格付を取得しました。
加えて「花王サステナビリティレポート2024」で掲げた人財戦略実現に向けた指標と目標のうち、「社員エンゲージメントサーベイ『挑戦を推奨する組織風土』のスコア」、「社員エンゲージメントサーベイ『対話』のスコア」、「社員教育投資」の3つをKPIとし、それらの達成状況に応じた融資条件が設定されます。

DBJ健康格付ロゴマーク

花王グループの健康経営

花王は健康経営を推進し、社員と家族が健康支援を公平に受けられる機会を提供しています。健康中期計画を立て組織的に取り組んでおり、各事業場・地区に「健康実務責任者」「健康実務担当者」を配置し、産業保健スタッフと連携しています。2009年度から運用している「健康づくりマネジメントシステム」では、個人が特定できない形で健康データ(問診・健診・就業・疾病など)を統計的にまとめ、全国21カ所の健康相談室にも提供することで、エリアごとの特性や課題に対応した健康づくり計画を策定し、実施しています。
現在は、働き方やライフスタイルの変化を踏まえ、リアルとオンラインのハイブリッド型での健康づくりを進め、独自の健康プラットフォーム「GENKI-WEB」を通じて個々人にあった活動提案を行うとともに、ウェブコミュニティを活用し、離れた場所から互いがつながり、共にGENKIになれる取り組みを推進しています。
さらに社内のヘルスケアの知見や見える化技術を結集し「KaoみんなのGENKIプロジェクト」として健康ソリューションプログラムの一部を社外にサービス提供し、企業や自治体が健康づくりに活用しています。

花王グループは2019年にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定し、重点取り組みテーマのひとつとして「社員の健康増進と安全」を掲げています。また、「社員活力の最大化」を中期経営計画の基本方針のひとつとしています。これからも、事業活動の源泉である社員の心と身体の健康は、よりよい仕事を進める環境土台となる重要な要素と考え、健康経営を推進することで、パーパスである「豊かな共生世界の実現」に向けて取り組んでまいります。

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