発表資料: 2023年10月23日

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花王すみだ事業場100周年
人と社会と地球にやさしいモノづくりをめざし地域とともにさらなる発展へ

花王株式会社(社長・長谷部佳宏)すみだ事業場(東京都墨田区)は、1923年に吾嬬町工場としてその活動を開始して以来、本年2023年8月に操業100周年を迎えました。

花王グループで最も長い歴史を持つすみだ事業場は、豊かな生活文化の実現に貢献する、暮らしを変える製品を数多くお届けしながら、地域の皆さまとともに発展してまいりました。
そしていま、従来の大量生産・大量消費のモノづくりから、資源や環境への負担が小さいモノづくりへと変革し、人々のこころ豊かな暮らしと、持続的に発展し循環する思いやりある社会の実現に向けて、これからも地域とともに進化してまいります。

1923年(大正12年) 吾嬬町工場操業開始

現在のすみだ事業場

研究開発・事業・サプライチェーン・管理部門等が集結したすみだ事業場は、生活者に近い立地を活かして、地域に根ざして生活者をよりよく知る活動を一層強化し、各部門が連携して多様なニーズに対応した価値ある製品やサービスの創造に取り組んでいます。
事業場内の東京工場を、新たな事業や挑戦に向けた新体制「インキュベーションセンター東京」として始動させたほか、人とひとをつなぎ新たな価値を創造する環境の整備も進めながら、人と社会と地球にやさしいモノづくりの拠点へと変革を推進しています。
また、地域に開かれた広場の新設、安全で快適な歩行空間や災害時の一時滞在スペースの整備、廃PETを活用した高耐久舗装や太陽光発電などの環境負荷低減、緑地整備による環境保護など、墨田区とも連携したまちづくりや防災に取り組んでおり、これからもより一層地域に貢献し親しまれる事業場として活動してまいります。

インキュベーションセンター東京による新たなモノづくりへの挑戦

東京工場は、量産品の生産工場から、新たな製品やサービスのアジャイル開発を生産面から支援するインキュベーションセンター東京(ICT)へと生まれ変わりました。新たな市場を開拓し、これまでになかった斬新な製品やサービスを創発することにより、生活者が求める真に魅力的なソリューションを提供していくことがICTの使命です。

ICTによる新たなモノづくり

地域への貢献・環境負荷低減の取り組み

地域に開かれた広場を新設

安全で快適な歩行空間の整備

緑化整備による環境保護

ひとがつながる価値創造の空間「佑啓塾」
(2025年完成予定)

すみだ事業場の歴史と未来

すみだ事業場は操業以来これまで、花王の原点である高級化粧石けん「花王石鹸」や、“髪を洗う”という習慣を日本人にもたらすとともに「シャンプー」という言葉を社会に定着させた「花王シャンプー」、日本初の洗たく用洗剤「花王粉せんたく」、石けんに代わる洗顔料「ビオレ」、皮膚科学にもとづいた化粧品「ソフィーナ」など、豊かな生活文化の実現に貢献する、暮らしを変える製品を数多くお届けしてきました。

そして、花王グループで最も多くの社員が在籍するすみだ事業場は、周辺に一般住宅の多い地域社会の一員として、地域の皆さまとの文化交流活動や生活者研究などを通じて、地域とともに発展してきました。

地域の皆さまとの文化交流活動

花王グループは、「豊かな共生世界の実現」をパーパスに、2019年にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定し、2021年より「未来のいのちを守る~Sustainability as the only path」をビジョンに掲げた中期経営計画に取り組んでいます。
すみだ事業場は、これからの世界に向けた資源や環境への負担が少ないESG視点でのよきモノづくりの拠点へと変革し、人々のこころ豊かな暮らしと、持続的に発展し循環する思いやりある社会の実現に向けて、これからも地域とともに発展してまいります。

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