花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、社員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取り組みを行なっている企業として、スポーツ庁より2021年の「スポーツエールカンパニー」(英語名称:Sports Yell Company)に認定されました。「スポーツエールカンパニー」は、スポーツ庁が、運動不足である「働き盛り世代」のスポーツの実施を促進し、スポーツに対する社会的機運の醸成を図ることを目的として、社員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取り組みを行なっている企業を認定するもので、2017年から開始されました。花王は、今年で3年連続の認定となります。
花王グループでは、グループ最大の資産は「ヒト」であり、人財力のベースは「健康」という考えのもと、社員および家族の健康維持・増進のためにさまざまな取り組みを進めています。また、スポーツ庁が推進する「FUN+WALK PROJECT* 」にも賛同し、積極的に推進しています。
■ウォーキングキャンペーンの実施
2012年より継続して実施しているウォーキングキャンペーン。2020年は、社員全員が歩きやすい時期として10月~11月に実施し、2,715人が参加しました。単に歩くだけでなく、フォトイベントや意気込みの共有など、ウェブサイトのコミュニティ機能の活用を通じて、参加者が飽きないようなしかけを工夫しながら、楽しく“歩く”活動を行なっています。
■歩行計「ホコタッチ」による歩行推奨
希望者には、加速度センサーのついた歩行計「ホコタッチ」を配布(社員10,962名が着用)。歩く量だけでなく、歩く時間帯、歩く速さに対する気づきの啓発も行なっています。
「ホコタッチ」着用者は、月に1度ホコタッチスポットに「ホコタッチ」をかざすか、携帯アプリで歩数を読み込むことで、自身の記録を振り返ることが可能です。また専用ウェブサイトでは、ランキングや「歩行」に関する情報を閲覧することができます。一部のエリアでは、「ホコタッチ」を活用した対抗戦なども実施しています。
■オンラインラジオ体操/オンラインランニングセミナーの実施
コロナ禍における在宅勤務下の健康づくりとして、「オンラインラジオ体操」と「オンラインランニングセミナー」を実施。
・オンラインラジオ体操
運動不足、腰痛対策、コミュニケーション不足などへの対応として、8月に2週間、1日2回(9時、15時)、オンライン会議システムを活用し実施しました。全国各地のご当地版ラジオ体操の音源を活用するなど、参加者を飽きさせない工夫をすることで参加者は日々増加し、合計3,244名が参加しました。
・オンラインランニングセミナー
社員の健康増進に繋げるため、カネボウ陸上競技部OBが講師となり、ランニング・ウォーキング継続のための筋トレやストレッチをオンラインで紹介。合計180名が参加しました。
花王グループは、2019年4月にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定し、重点取り組みテーマのひとつとして「社員の健康増進と安全」を掲げています。花王らしいESG活動をグローバルに展開し、世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティ(持続可能性)の貢献に取り組んでまいります。
※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。