~使ったら、捨てる。このあたりまえを変えたい。~
花王株式会社(社長:澤田道隆)は、「リサイクリエーション*1 」活動の社会実装の実現*2 をめざして活動しています。その具体的な取り組みのひとつとして、地域の皆さまと協力して使用済みのつめかえパックを回収し、再生樹脂に加工し、地域の新しい町づくりや暮らしづくりに役立てていく「リサイクリエーション」活動を進めています。
花王は、環境領域における社会的課題の解決に取り組んでいくとともに、地球環境の保全に取り組む人々を応援し、下支えしていきます。
花王は、2009年に「花王 環境宣言」を発表し、事業活動すべての段階で環境負荷を低減させるとともに、地球環境の保全と社会のサステナビリティの実現に向けた取り組みを進めています。容器包装については、リデュース(削減)を基本とし、そこに、再生可能原料への転換を図るリニューアブル(再生可能)やリユース(再利用)、リサイクル(再資源化)を加えた「4R」の観点から、環境負荷の低減に取り組んでいます。
「リサイクリエーション」については、2015年から、容器包装の新しい資源循環に向けた研究に取り組み、2016年からは、「使ったら、捨てる。このあたりまえを変えたい。」との思いから複数の地域コミュニティでの社会実装の実現をめざしています。
具体的には地域のみなさまと協力して、洗剤やシャンプーなどの使用済みのつめかえパックを回収し、パートナー企業と協働して再生樹脂に加工し、地域の新しい町づくりや暮らしづくりに役立てていけるよう活動を進めています。
女川町では、さまざまな活性化の取り組みを実施しております。2017年4月、町の商店街の活性化と資源循環を組み合わせた、女川町の新しい取り組みのひとつとして、花王の「リサイクリエーション」活動を取り入れ社会実装の効果の検証を開始しました。花王は、この活動を将来的には女川町の活性化に貢献できるよう進めていきます。
これまで女川町の皆さまにご協力いただき2017年4月から7月までに、洗剤やシャンプーなどの使用済みのつめかえパック約3,500枚を回収し、樹脂ブロック約350個に再生しました。
3月25日(日)に開催された女川町復幸祭2018では、「リサイクリエーション」コーナーを設置し、再生した樹脂ブロックを使った女川町公認キャラクターの「シーパルちゃん」のレリーフの作製、未来の街づくりなど約150人の方に参加いただきました。
花王株式会社 広報部