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2019年12月25日

地元に密着した健康活動の支援と自治体と協働した健康づくり活動を実施

~りぷらすの「おたからサポーターステップアップ講座」と石巻市・東松島市のイベントで「健康の見える化活動」を実施~

花王の研究開発部門では、宮城県石巻市で地域高齢者の健康づくり活動に取り組んでいる、一般社団法人りぷらすが実施している「おたがいからだづくりサポーター(以下、おたからサポーター)養成講座」を2015年より支援しています。この講座は、地域住民が講座を通じてカラダのしくみと体操のやり方などを学び、地域の集会所や仮設住宅等で参加者と一緒に体操を行ないながら、自分自身と地域の健康を守ろうという取り組みです。
2019年からは、おたからサポーターがさらにステップアップするための「おたからサポーターステップアップ講座」を実施しています。8月8日は石巻市民公民館にて、おたからサポーターのOBの方10名に対して、午前中に内臓脂肪測定と歩行測定を、午後には一人ひとりのフィードバックを含む、健康に及ぼす内臓脂肪や歩行の影響の講義を実施しました。

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石巻市民公民館でのステップアップ講座(石巻市民公民館)

また、2017年より石巻市周辺の行政との協働企画「健康の見える化活動」を、石巻専修大学の山内武巳先生とともに実施しています。
2019年は10月6日に石巻市遊楽館で開催された「石巻市民食育健康フェスティバル」と、12月1日に東松島市コミュニティセンターで開催された「東松島食メッセ」の「健康の見える化イベント」を実施しました。両市のイベントとも250名ほどの地域住民が体験に参加し、ロコモティブシンドロームの指標にもなる動き年齢測定と、メタボリックシンドロームの指標にもなる内臓脂肪測定を行ないました。地域住民の方の中には、昨年に引き続き内臓脂肪の量を見て驚く方が多くいらっしゃいました。行政の健康増進課の方からは、地域住民への啓発事業でも活用して予防と改善に努めていきたい、との意見をいただきました。

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動き年齢測定で神経と動きの見える化を体験(石巻市民食育健康フェスティバル)

被災地を抱え、高齢化と多くの介護リスク者を抱える石巻地区で、今後も行政と協働して、健康の啓発活動を続けてまいります。

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